稲星山・白口岳登山 


白口岳から坊がつる方向のパノラマ

【2006年9月29日】


秋の好天が続く中、今年二回目の登山に出かけました。
あいにくぼんやりとした稜線でしたが
秋風が気持ち良く気温は18度でした。
登り始めたのは10時・・・
さて、何時に帰れるでしょうか?
ルートは、
牧の戸−沓掛山−西千里浜−久住分れ−御池−稲星山−白口岳
すすきに見送られてまずは一番キツイ沓掛山への登りです。
途中初めて見る山野草に出逢えるか期待しますが・・・
なかなかお目にかかれず「タチフウロ」にやっと出逢えました。
沓掛山までは途中展望台や木製の階段もあり
簡単そうに思えますがなかなかどうして・・・
急な傾斜はここまでが一番かもしれません。
途中中学生の一団と一緒になりさわやかに挨拶されました。
嬉しいけれど息も絶え絶えなこちらは一人・・・
それに対して百人では最後まで返事が出来ません(笑)
息子が好きな岩場にある木製のはしごが    
新しくなっていました。
鎖もピカピカでぴんと張っていました。
こんな高いところで作業して下さった方に合掌
こんな木製のたて看板が頼りです。
今日の様に見晴らしの良い日ばかりではありません。
道に迷うのはあっという間です・・・
天狗ケ城の岩場を見上げると
秋の空が目に飛び込んできました。
今登らなくていつ登る?と言うくらい
気持ちが良い天気です。
風が弱かったので噴煙が真上に伸びています。
風向き次第では独特な臭いが鼻をつきます。    
地球が生きている事を実感します。
久住分れを過ぎると突然御池(みいけ)が現れます。
水量が少なかったので池のほとりを渡れました。
冬場は凍るこの池は四季折々の表情を見せてくれます。
といっても、実際に見ることは考えられません!
「稲星岳」を背に遅めの昼食です。
眼下には坊がつると法華院が広がります。
コンビニのおにぎりも絶品に感じるのが不思議です。
ここまで登ったこその幸せでしょうか?
「稲星山」の標高は1774m
「白口岳」に行く道に迷いわざわざ登ってしまいました。
もやがかかっていなければ阿蘇の景色が     
絶景だったろうにと悔やまれます。
やわらかな稜線の「白口岳」
標高は1720m
人が歩いたからこそ刻まれた道を     
ゆっくり登っていくともうすぐ頂上です。
「白口岳」の頂上からは遠く「大船山」も見え
ぐるりと囲む久住・九重の山々に
圧倒されました。
季節はまさに秋・・・
「白口岳」の頂上には「リンドウ」の花が
咲き乱れていました。