お詫び
              支部長  井上浩行(高12回)

先般の「伊賀の友垣26号」における私の原稿の中で、初代支部長を「西谷秀雄さん」と記しましたが、正しくは「高久虔一さん」でした。
大変な錯誤記載であったこと、誠に申し訳なく、面目もございません。
それは、上野高校同窓会東京支部の「母校80周年を祝う会」に上高12期生の一人としてお招き頂いたときの感激と、「記念式典の重厚さ」に浮き立つ心地が、その場で奏でられたまま今に伝わっており、その思いが「新」上野高校東京支部の発会と錯誤したものと恥じ入っています。
現在の東京支部は、ルーツである、大先輩の高久甚之助さん(高久虔一・初代支部長のご尊父)主宰の「三火会」、そこで育まれた上中と上高卒業生の手により組織化された上野高校同窓会が、着実な実績を積み、上高80周年記念事業の主催者として今日のステージを提起されました。
それまで、上高9期生までだった参加枠が、東京都、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬と山梨を加えた7県に居住される全卒業生にまで広げられました。
このことは、東京支部における「上高80周年記念事業」の未来に向けての最大の提起でした。
この80周年記念事業のスタートから10年後、東京支部活動の多角化が進められ、機関紙「伊賀の友垣」が発刊されました。年を重ね、その「広報効果」は支部活動の核としての位置に定着するまでになりました。
伝統の力は、同窓生が集う場にあってその意味するところを「感じ合えるところ」にあると多くの先輩から伺っています。
先人からの教えや、同窓会の伝統をあらためて「感じ受け」、次を担ってくださる皆さんへ伝承して行かねばと誓うものです。
 最期に、今回の誤記につきまして、今一度深くお詫び申し上げる次第です。