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カネキ・キッズクラブ
「絵本読み聞かせの会」体験記

絵本読み聞かせの会おすすめ絵本|読み聞かせ体験記|

 「おばちゃん、来たよ!」と日曜日の午後ニコニコ駆け寄ってくる子。嬉しいですね。

 当店では第一、第三日曜日の午後2時から1時間弱、「みんなで楽しむ絵本の会」が始まります。5人のパート社員とボランティの若い女性計6人で運営しています。

 平成10年12月からですから、ちょうど2年で50回を数えました。きっかけは平成10年の店内の改装で座り読みのコーナーができ、それの活用の一つとしてでした。社長から、みんなで頑張ってみよう、ということで、あがり症の私も心配しながら参加することにしました。

 絵本を読むのは20数年ぶりです。出版社のビデオなどを見せていただきましたが、ますますプレッシャーがかかります。ちょうどその頃、児童書の出版社の方が来店され、即座に棚から1冊とりだして、読み聞かせをしてくださいました。感情の入れ方や間の取り方などを指導していただき、「大丈夫。まずやってみましょう」の一言でスタートを切りました。

 さて、初回の日、平台を外してシートを敷きお客様を待ちました。緊張!15分位前からお母さんと子どもたちが集まってきました。よかった!

 私は「ノンタンぶらんこのせて」を歌を入れて読みました。ぶらんこをこぐ場面では、子どもたちが元気な声で「イーチ、ニーイ、サーン」すごく幸せな気分です。牛乳パックとストローで竹トンボも作りました。この日は子ども35人、大人16人。

 「よみきかせ ひとりもこない ふぶきのひ」という北海道の方の作品を業界紙で拝見し、こんな日もあるのかな、などと思っていました。ところがこの8月の最後の日曜日。市内のあちこちで子どもたち対象のイベントがたくさんあって覚悟はしていました。定刻ジャスト「宝の1人」が来てくれました。ゼロでない限り開催するというのが出版社の方の教えです。

 平成11年7月には、志茂田景樹さんが田沢湖芸術村での講演の帰りによってくださり、その時は子ども大人あわせて150人あまり、70代の男性も来店されました。まだ原稿段階だった「つきとはくちょうのこ」を読んで下さいました。これがKIBABOOKの創刊絵本第一作となり、この本の最後のページに当店でのお話の風景が掲載されています。

 「先生はどうしていつもこんな服装をしておられるのですか?」という質問が若いお母さんから出ました。「ブナの森の中で自然に溶け込める格好なんですよ」とのお答えでした。

 私たちがこの会を始めたねらいは、「お母さんをはじめお家の人たちが、毎日子どもたちに本を読んで欲しい。それは簡単なことです。私たちでも出来るんですもの。」という点です。「絵本は子どもたちだけのものではない」と最近言われています。読めば読むほど奥深いです。これからも一所懸命に頑張ります。

 子どもたちよ、本の好きな人になって!!

(書泉かねき 柴田由美子)