出石教会開拓報から


2005年9月

<< 祝御降誕!出石キリスト教会 感謝の献堂式 >>

みなさま、クリスマスおめでとうございます。いつも出石キリスト教会を祈り支えてくださりありがとうございます。
コスモスが一面に咲きそろう中、主の深い御愛と御計画により、2005年9月27日、出石キリスト教会の献堂式が、105名のご出席にて執り行われました。支えてくださいました皆様と共によろこびを分かち合う素晴らしい時でした。本当にこの献堂は神様の驚くべき恵みであったのだなぁと感動しております。
 献堂式では、斉藤信男師より出石に教会が設立された経緯が語られ、小川憲一兄弟から会堂取得に至るまでの経過が報告されました。「わたくしたちは、心から、感謝のうちに、謹んで、この土地と建物とを神様の御前に、お献げ致します」との献堂宣言を行い、この出石の地にて、神様を証しし、伝道する場所が与えられた喜びに溢れました。
村上宣道師の伝道の道を指し示すメッセージや、教区長、近隣教会牧師、愛の園代表の方を始め、多くの方々からすばらしいお祝いのことばをいただき、感謝に堪えません。また、日本ホーリネス教団の各教会の皆様が大きな祈りとご支援を持って私たちを支えてくださったからこそ、この日を迎えられました。心から主にあって感謝いたします。地域の近隣教会の皆様も共に喜んでくださり、教派を越えて地域の方の救いのために祈り労してゆきましょうとの力強い励ましをいただきました。
これからも、この出石の地にて始まった神様の伝道が素晴らしいものになりますよう、皆様のお祈り、ご支援をよろしくお願いいたします。みなさまにこのクリスマス、神様の豊かな愛と祝福が溢れますように。

2005年8月

ハレルヤ!主を誉め讃えます。開拓中の出石キリスト教会に、祈り願っておりました会堂が与えられました。心から、敬愛する皆様の尊いお祈りと御献金を感謝いたします。
 献堂式は9月27日(火)に決定いたしました。現在急ピッチで改築が進められております。会堂こそ取得いたしましたが、まだまだいろいろな難題が多くありました。経済的にも乏しく、人数も少ない中でありますが、主がどのように懇ろに導いて下さったかお証しさせていただきます。また、これからの課題も挙げさせていただきました。ぜひ皆様にご支援いただきたいと願っております。

「いちじくの木の下に憩う」

会堂は敷地が広々しています。献堂式にたくさんのお花で皆様をお迎えしたい、と猛暑の中、水やりをしております。そんな中、びわこキリスト教会の和田兄が、イチジクの苗を送って下さいました。喜んでさっそく植えさせていただきました。お手紙に「いちじくの木の下に憩う…聖書の植物をどうぞ植えて下さい。」と書いて下さっていました。ザアカイがイエス様にお出会いした木。数年後、この木がたわわに実る日が楽しみです。救霊の実の結実を象徴しているかのよう…。地域の方がふと立ち寄りたくなる、そんな教会になっていけますように。

「改築見積もりの大幅見直し!」

購入趣意書に改築・諸経費として700万円をあげさせていただいておりました。業者に見積もりをしたところ1,200万が計上され、教会員一同大いに驚きました。上水道が引かれていないために、井戸のメンテナンス等も大きな出費でした。何度も集まり検討し、エアコンなども必要最低限にする事で出費を抑える事ができました。講壇、十字架、看板、会衆席、その他備品の整備はこれからおこなわねばなりません。主の宮にふさわしく整えてゆけますようにどうぞお祈り下さい。また、皆様の知恵やお力を添えていただければ本当に感謝です。

「神さまの助けの御手が…」

以前は自動車販売店でしたのでY&YやMATUDAの文字が建物に大きく書かれていました。銀行からも「活動しているように見えない」と書き換えを迫られていましたが看板の見積もりは50万円!大変困っておりました。村上牧師は「神様がお与えになった地です。看板を何とかして下さい!」と夜も日も祈っておったそうです。 そんな折、神戸ホーリネス教会から3人の兄弟が応援に来て下さいました。草取りのご奉仕をしていただき、これから礼拝に出て神戸へお帰りになるという朝、ふと話は看板の事に。「看板なら作った事がある!」とさっそく取りかかって下さいました。礼拝では西村兄に「主の山に備えあり」と、恵まれたお証しをいただきました。午後、仕事はどんどん進み、看板は真っ白に、はげていた門柱は美しい水色に塗りかえられました。献堂式までには文字も入れていただける予定です。外水道が少なく、花の水やりに大変困っていましたが、手作りで水道までも作って下さいました。教会員一同あまりの手際の良さにほれぼれし、神様のお恵みの大きさに圧倒される思いでした。神様は私達の窮状を知っていてくださりこの方たちを送って下さったのだ、と心から感謝いたしました。また汗びっしょりになり、笑顔で賛美しつつ働いておられるお姿に、とても励まされました。

 相沢兄・西村兄・青森兄、連日の尊い御奉仕を本当にありがとうございました。そしてどうぞこれからもお願いします。 まだまだ課題はありますが、このように豊かに導いて下さった主は、これからもすばらしい御業をして下さると期待しております。敬愛する兄弟姉妹の皆様が、出石の地にいらして下さるのを教会員一同お待ちしております。

2005年7月 

日本ホーリネス教団 出石キリスト教会
―お祈りと献金のお願い―

あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。(ピリピ2:13)

主の聖名を崇めて賛美申し上げます。
 出石に開拓を始めて、4年と3ヶ月になりました。主にある先生方や諸兄姉のお祈りとご支援により、2004年2月には受洗者も起こされ、教会としての群れが形成されつつあり、心から感謝し、聖名をあがめる次第です。

 さて、出石教会は1999年9月にキリスト教を土台とした老人保健施設がオープンしたことにともない、そこで働くクリスチャンの職員とその家族を中心にして、発足した教会です。

そして、そのクリスチャンの職員とその家族、老健の利用者、2003年4月にオープンしたグループホーム「愛の園」の利用者、また、地域の方々を加えて、老健の一部屋をお借りして、礼拝を守ってきました。しかし、この部屋も手狭になって参りました。

このように、過疎の地である出石町に住む人々と老健やグループホームの職員と利用者への伝道の門が開かれたにもかかわらず、教会の建物がないために、なかなか教会の案内をしたり、伝道することは非常に難しい状態でした。

そこで、"教会堂を!"と一同真剣に祈ってまいりました。そのような中で、神のお導きにより、土地(2,000u)と建物(建坪154uと197uの2棟)を購入し、これを改装して会堂とすることに致しました。ところで、出石町の人口は2005年6月1日現在、11,270人で、2005年4月には豊岡市と合併して、人口およそ9万2,700人の豊岡市(新しい市名)に属するようになりました。また、出石教会の母教会として、神戸教会と大阪栄光教会とがあり、更に近畿教区の応援体制のもとに開拓が進められて参りました。

是非とも、皆さまのお祈りと献金の御協力とを心からお願い申し上げます。
尚、末筆ながら、皆さまの御祝福を心からお祈り申しあげます。

                                  在主

日本ホーリネス教団
出石キリスト教会

斉藤信男、
松沢力男
村上なをみ
教会員一同

近畿教区出石教会開拓委員長

山口登久

近畿教区長

中西雅裕

2005年7月

主の山に備えあり

 出石開拓伝道がスタートしてはや5年目を迎えました。皆様にはいつも熱いお祈りとご支援を賜り心より感謝申し上げます。この紙面で、主は見事に実現させてくださった事をご報告し、ともに御名を崇めたいと思います。

 2005年6月17日、不動産所有者との契約が取り交わされ、すべての手続きが完了し、名実共にあの建物と土地が出石教会の所有となったときの心境は"主は生きておられる"という思いでした。開拓伝道がスタートした当初より教会員一同、会堂を探し求め、祈り続けてまいりましたが、最終的に牧師館をマンションに置き、主日礼拝は「老健施設出石愛の園」の一室で、祈祷会は教会員宅でという形で続けることになりました。「愛の園」の土地を譲っていただき、会堂を建てようという計画も持ち上がり、設計図も2、3描いていただくところまで進みましたが、新物件が浮上したことから確かな主の御心がどこにあるかを求めてさらに祈り続けました。いくつかの障害が立ちはだかりましたが、教会ではただただ祈り続けるほか、何の方法も見つけ出すことはできませんでした。その間教会員一同は、主の前に各自の本心を問われていたように思います。

"生きて働かれる主のみを信頼し、期待する信仰"
"福音宣教のために必要なこの会堂のためにできうるかぎり献げ仕え続ける信仰"

を深く心の奥底に握らせていただいた期間だったと思います。

新しい会堂は、大きな幹線道路に面し、駐車場にも余裕があるほど広々とした敷地(600坪)を有し、体育館にでもなりそうな建物(工場跡)もあり、四季折々の花々や野菜も植えられそうな実にすばらしい場所です。有効に用いるならばいかようにも活かすことのできるこの会堂を、宣教のために大いに役立てていきたいと一同思いをふくらませています。

高く掲げられる十字架を見て、多くの人々が導かれるように、主の救いに与る人々が起こされるように続いてご加祷くださり、ご支援くださいますようお願いいたします。

「彼はこの神、すなわち、死人を生かし、無から有を呼び出される神を信じたのである。」(ローマ4:17b)

2005年4月 

願っていた会堂が!

出石キリスト教会牧師  松沢力男

“あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである”(ピリピ2:13)

 いつもお祈りと御協力とを感謝申し上げます。

 さて、出石キリスト教会も開拓5年目を迎えています。この間、礼拝は老人健康保健施設「出石愛の園」の一室をお借りして、持ってまいりました。しかし、礼拝は、狭いくらいになってまいりました。ところが、宅地約600坪に中古の事務所・住宅、及び工場(1998年3月31日新築)付きの物件(前は自動車修理工場)を購入出来るように、神さまが導いて下さいました(老健出石「愛の園」からは400m位の距離)。ハレルヤです。 

この物件は、メイン道路に接し、教会や地域のための活動等に広さも十分で、駐車も40台ぐらいでき、また、よく目立つところにあり、少し改装すれば、教会堂として、十分使えるものです。これが競売に出された時、私たちも入札しようとしましたが、私たちは入札の条件を満たし得なかったので、一度は断念しました。ところが、感謝なことに、落札した方がこの物件を私たちに売って下さるということになったのです。

この物件の購入とこれが主の為に大いに用いられるように、お祈りと御支援とを心からお願い申し上げます。 


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