新大礼拝堂竣工感謝会

2006年3月21日


2006年3月

「喜びにあふれて」 
 近畿教区 教区長 びわこキリスト教会 中西雅裕

 改装竣工感謝会というよりも、第二会堂の献堂式おめでとうございます、と申し上げたいと思います。
 教会生活の基本を教えているロマ書12章3〜8節では「私達は自分に与えられている賜物を十分に生かしていく必要があること」「同時に、自分一人では生きていくことは出来ないことをわきまえ知ること」「互いに支え合いながら、教会生活を送っていくこと」が語られています。
 8節の「快く」と訳されている言葉は、喜びに溢れてとか楽しくという意味を持ちます。つまり、愉快に賜物を用い、楽しく、他の人を支えて生き、喜びに溢れて、信仰生活を送りなさいということです。
 出石教会の方々には、既にその要素が十二分にあるようにお見受けします。これからも村上なをみ師と共に、ますます喜びに溢れて、魅力たっぷりな教会を建て上げていただきたいと願います。


「自動車修理工場が礼拝堂に変身」
 神戸教会 斉藤溢子

'恐れるな、小さい群れよ'
 ルカによる福音書 12章32節
 出石の町のただ一つのキリスト教会に、大礼拝堂が完成しましたことを報告させていただきます。山青く、水清い、私たちの心のふるさとのような出石の町に、神様は不思議な聖手を伸べてくださり、私たちの思いを遙かに超えたすばらしい御業を行ってくださいました。
 この高齢少子化時代に、赤ちゃんを抱いた若い母親達が数多く集会に集い、普段の時にも教会に出入りして奉仕している姿を見るにつけ、出石教会の将来に大きな希望を抱いています。
 田植えを間近に控えた水田と、豊かに流れる川の合間にちょっとハイカラな小会堂出石教会があります。自動車販売店を改装し、昨年9月27日に献堂式をしました。その横にありました工場が大礼拝堂に変身しました。
 600坪の広々とした敷地に二つの建物が建っています。前面道路は舗装された広い道、車がひっきりなしに走り、大きな十字架がくっきり目に入ります。その横に神戸教会の兄弟達の手作りの看板「あなたの重荷をキリストにおろしませんか」「キリストのそばに憩う」とのやさしい言葉が心にささやくように感ぜられます。敷地には植えたばかりの桜の若木のつぼみが遅い春の訪れを告げるように思われました。今に一斉に花が開いたらどんなにすばらしいでしょうか。
 出石教会が発展成長し、ここを通る人々が教会に心を向け、尊いキリストの福音にあずかってくださることを心から祈ります。あの大礼拝堂にいっぱいの人々が溢れる大集会を思うと心がおどります。小さき群れのためにお祈りください。


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