ケーブルインターネットへの心変わり編


2月5日

うれしくもない誕生日にうれしくない電話の請求書が舞い込む。

なんと正月の間に使った通信料(ISDNの場合通話料と通信料が分けて請求されます)が23,000円も請求されているではないですか。愕然。

なにか良い方法はと悩み始める。


2月15日

何気なくケーブルテレビの番組表を眺めていると4月1日よりインターネット接続サービス開始とある。

そういえば昨年暮れに聞いた覚えがあった。そして6,500円定額、Up128Kbps、Down256Kbpsという悪魔のささやきにさいなまれ始める。(このころPC入れ替えのため大蔵省の補正予算獲得折衝中でした)


3月10日

毎晩うなされる「悪夢」を振り払うために思い切ってFCTVに電話をする。

すると「もうしばらくまってください。申込書ができあがり次第お送りします」とのこと。残念。でもとりあえず住所を告げて郵便を待つことに。


3月12日

待ちに待った申込書が届く。書類を広げると月6,500円は変わっていないがケーブルテレビ視聴者は1,200円割引と書いてあるではないか。大蔵省に「5,300円で使い放題だよ!!」と猫なで声で迫ってOKをとりつける。(20,000円の工事料はヒ・ミ・ツ)


3月18日

職場にFCTVの営業さんから電話をもらう。なんでも住宅の配線状態の下見や使い方の説明をしたいとのこと。

やはりNICやCATV特有のことがあるのかな〜と思いつつ土曜日に来てもらうことにする。


3月20日

約束の9時ジャストに営業さんが来られる。まずは、費用的な確認と設備の確認にお話をする。現在、ダイヤルアップルータを使っているのでNICは装着済みなので安心された模様。

家の中を天井裏まで見ながら配線ルートを決めていく。「一部外壁を通るかもしれません」というので「見栄えはいいです」と快諾する。工事は後日連絡するということになった。


4月3日

朝からケーブルインターネットの工事に来るというのでウキウキ気分。
2日前に8時半のアポが入ったので待っていると、きっかり8時半に工事用のトラックで工事の人がやってきた。
事前に見に来られた営業の方は「ひっとすると外に出すかも」といってたが、一見するなり「大丈夫です。壁の中に通しましょう」と見栄えに気を使ってくれ、早速工事開始。

天井裏にケーブルを通すこと10分。壁際のBOXからきれいに引き出してくれる。リフトに飛び乗り保安器を換えるらしい。いままでの保安器から2方向に出せる保安器に交換すること10分。
パソコンの位置が引き出し口の真上だったこともあり、屋内側にコネクタを付けたりケーブルを整理すること5分。
「モデムはどこに置きましょう」ということで、とりあえず机の上へ載せる。

「発熱が大きいので上にものを置かないでください。」と注意があったので後にPCの上へ移そうか?
モデムの電源を入れるとパラパラと全面のランプが点灯して2分ほどで接続可能になったようだ。持参のノートパソコンでpingを打つやらブラウザで閲覧するやらで瞬く間に「おわりました。よろしく。」ということで工事は完了。
差し渡し40分ほどで完了してしまいました。

玄関までお見送りもそこそこに、はやる心を押さえつつPCに向かいケーブルを挿そうと思ったが、これまではダイヤルアップルータでNATを利かせていたので「まてよDHCPの設定じゃないので不要パケットが流れてしまうかも?」と思いとどまる。
いったんTCP/IP自身を削除して、再度追加することでデフォルトに戻して再起動をかける。

最近、再起動で機嫌の悪いABITのBH6も今日は難なく起動する。
まずは「winipcfg」とDHCPの割り当てを確認「よしよし」
次に2、3カ所へpingを打ってみるがやけに早い。「キャッシュが利いているのか」「いいやそんなことはないない」などと思いつつ、ブラウザを起動する。

オープニングに設定してあるNetscapeのページがとてつもなく早い。「でもこれはキャッシュにちがいない。しかし早い」ということで、W−VISONのストリームデータを試してみる。
RealPlayerのコンテンツで簡単にエンコードの速度40kbpsが出てしまう。
ではということで、東急ケーブルテレビの非公認ユーザフォーラムの「ユーザ速度測定」を試してみる。
これも初回のみ生データで二回目以降は網内のキャッシュが利いているようだが、1回目は100kbps前後でキャッシュが利く二回目以降は額面の256kbps前後が出ることを確認。
とにかく早いの一言。

W−VISONを見ながら(聞きながら?)このレポートを書いている幸せ.......


4月29日

今日はなぜか朝から妙に遅い。FCTVサイトへのFTPは快適なのでどうも外のネットワークのようだ。

いくら足周りが早くても外がネックではしょうがない。