グローバルIP獲得 編


 グローバルIP取得とサーバ構築のドタバタ記です。


8月10日

 赴任先から2〜3週おきにしか帰ってこれないため、ページの更新やライブカメラの画質セッティング変更など気になりながら手が出せないことにイライラ。
そこでFCTVでグローバル固定IP付与サービスを追加契約して、「名実ともにインターネット上の一国一城の主に??」なることを決意。
FCTVのHomePageから申込書をDownLoadして考えることひとしきり。
独自ドメインはDNSサーバの管理がいるし管理費も掛かる=ヤメ。ということでサブドメイン”masa”に決定。たぶんこの契約は少数だと思うので第一希望でいいと思うが第二第三もとりあえず明記。
ネットワーク構成は内部の詳細はよいと書いてあるがサポートのことを考えワイヤレスを含め全て明記。

少し早い夏休みで暇をもてあましていたので直接事務所へ持参。

1ヶ月程度掛かるとのことなのでサーバはどうしようかと早くもサイト管理者気分 ワクワク。


10月3日

 8月の申し込み以来サポートへのMailも返信がないので電話をすることに。すると確かに受け取っているが切り替えの日程連絡を待っていました。IPやサブドメイン名はMailしてありますとのこと。エッ−である。Mailも来ていないよ〜。と思いつつも電話で直接聞くことに。サブドメインは案の定”masa−net”になった。
 とりあえず週末に帰ることにして金曜の18:00切り替えと言うことに。 


10月6日

 2時間を切って大阪〜福井を走るサンダーバードも今日は長く思うほどにワクワクして帰宅し、愛犬マックの夜散歩も手抜きをしてルータの設定へ。
 ブロードバンドルータはプラネックスコミュニケーションズのBRF−04FでWAN側のIP変更といってもFCTVインターネットは事前登録のMACアドレスをルータのWANポートにしておけばDHCP設定でOKのはずなので早速PoweOFF/ON。ブラウザで確認するも172.・・・・・とローカルアドレスのまま。幾度トライしようとケーブルモデムのON/OFFしようと一向に変化なし。

 サブドメインをキックしてみると当然サーバの応答はないがFCTVのDNSには引っかかっているような動き。

 いい加減あきらめて翌日電話することに。担当者の名前と7日にはこちらの変更をすること、何か問題があればサポートして欲しい旨をお願いしておいたことにホッとする。


10月7日

 早朝から電話をするのはさすがにためらわれたので、マックの散歩を済ませた後にサイドトライしてみるが状況に変化がない。
 しょうがなく電話入れることに。状況を説明すると「確認するので30分ほどしてから試してみてください」とのこと。
 すると30分後すっきりWAN側ポートにグローバルIPが振られていました。

 やっぱ行き詰まったらサポートにすがるのが一番と妙に納得しつつ、外のサーバからPingやRoutetraceしてみるときっちりルータの外側が見えていて一安心。

 次はルータでWAN−IPとサーバIPの括り付けを設定することに。BRFはバーチャルコンピュータとローカルサーバという2つの方法があります。バーチャルコンピュータとは単一のローカルIPに対してグローバルIPとの仮想パスを設定するもので全てのポートを空けます。対するローカルサーバはポート毎に異なるローカルIPにパスが張れるので複数のサーバが各々異なるサーバをあげているときに有効です。

 セキュリティー上も安心なのでローカルサーバの設定をすることに。

 ところがこれが旨くいかない。どう設定しても外からサーバが見えない。

 VNCのポート番号も今のところ判らないのでセキュリティーは心配だけれどバーチャルコンピュータで設定する。

 MailはFreeのPersonalMailServer Ver3.09.2、WebはAN HTTP Daemon Ver1.35b、FTPはTiny FTP Daemon/95 0.52bをインストールする。
 これらの感想はいずれ書きたいと思います。


10月某日

 WindowsXPにはリモート管理機能が標準であるようだけど、今回の環境はWin2000をWin98SEからコントロールすることになるのでネットワーク上を探し回ってみることに。
 有償のソフトは何点か見つかるが使ってみないと解らないと思いとりあえずフリーソフトのVNC(VirtualNetworkComputing)がよさそうだ。

 帰省した折りにインストールしてみると見事に大阪のPCから福井のWin2000のコントロールをできるようになった。
 ただし、反応(主に画面更新)が遅いのでいらつかず操作することと、重いプロセスは極力起動しないことがポイントのようです。