ライブカメラ設置 編
7月20日
4月から始まった単身赴任の生活もようやく落ち着いてきた今日この頃。唯一の気になっているのが我が家の三男坊主(マック)のこと。
そんんな中、3連休で帰省したおり、屋根裏部屋を整理していて放り投げてあったパソコンテレビカード(Canopus WinDVR)を見つけ、ケースに「ビオキャプチャー機能」とい文字を見つけた。
このカードは某パソコンショップで正月にお年玉として数千円でワゴンに乗っていたもので、セットアップはしてみたものの、テレビとしての機能は本物のテレビのほうがやはりよく「あ〜〜あ、今年も人柱人生か」と思って箱入りとなったものでした。
もっともビデオカメラを庭にセットするには「場所」「電源」「防滴」「オートシャットオフ」など問題もあるなと思いながらも、「マック用のライブカメラ」の可能性に悶々とし始めるきっかけに。
こうなるととまらなくなるのが常で。
4月28日
お盆も近いせいか、先日から呪文のように「ラ〜イ〜ブ〜カ〜メ〜ラ〜」と私の頭で泳ぎ回る煩悩がついにフリーソフトを探し当てる。
その名もListCam。HPを覗いてみると商品としても通用しそうな機能を持っていそうなので早速ダウンロードしてインストールしてみる。Win2000なので心配していたがこれがなかなかのもの。
とりあえずTV波をキャプチャーしつつ簡単なページへUpしてみるとバッチリいけている。
しかし、ビデオカードのCanopusSPECTORA7400との相性なのか320×240以上のキャプチャーができないようだ。マニュアルにはOKとなっているがいくら設定しても大きくならない。
「ま、動くからいいか」とキャプチャ→FTPが24時間安定して動くかどうかのほうが問題なので、動かしっぱなしで赴任先へ帰ることに。
この後この週は安定して動いていました。さすがWin2000。
しかし、ONAIRの画面が非公開ページといいつつも、HPに張り付いているのは著作権に抵触するんだろなと思いつつもひとまずホッ。
7月31日
問題のカメラを気にし始める。そこで××バンドなる盗撮ノウハウ本??を読みふける。
いや〜〜世の中なんでも売られているもので、一昔前であれば専門の流通経路しかなかったと思われる監視カメラが山ほど売られていることにびっくり。
しかも0.00×Luxなんていう「何に使うのか?」と思うような高感度カメラまであるじゃないですか。もっとも価格もピンキリでかなり怪しいものも。
ここは、現物を見るしかないということで翌日には日本橋へ赴くことに。
特に下調べもせず行ったにもかかわらず、結構な数の店でカメラとその周辺を扱っているのには驚きでした。なかでも阪神商会ではインターネットライブカメラ向けの質問にも事細かに対応していただきました。
そんな中、某雑貨店の店頭で「お勧めのカメラは」との問いに店の親父がわざわざ映して見せてくれたマザーツールのKCC-201P/402という27万画素のカラーCCDカメラに決めました。\24,000でしたが似た金額帯のカメラの中ではシャープな映像でした。オートアイリスと感度についてはこの金額帯では期待できないと思いましたが、感度については必要十分でした。
また、今回は床に向けることになるので機械式のオートアイリスは必要なしと判断。
ひとまずは帰って設置するために30mのビデオケーブルと電源アダプタ合わせて約\30,000也でした。
8月4日
一日のほとんどをマック過ごす家の脇にアングルを定めてカメラを借り止めする。
しかし、動き回る範囲すべてはカバーできそうもないので、適当に軒下を選ぶ。
防滴とは言え雨にさらすわけには行かないので、軒下で、雨があたらず、直射日光の避けられ且つマックを捕まえられる場所となるとそう多くはありませんでした。
やはり究極は防水雲台にハウジングで首振りにするか、多数カメラとモーションセンサーでのスイッチかいずれにしても「マニア」の部類に入りそうです。
ひとまず定点を定めてキャプチャをし始めるが、ここで問題が.......
夏の強烈な日差しで日陰が真っ暗に映ってしまいます。
listcamのオプションを探すと高感度化というチェックがあったのでチェックするとこれがGoodじゃないですか。
全体に明るい部分が飛びますが(ビジコン管カメラで言うサチっている状態)影になる部分は十分つかえます。
カメラがマニュアルで絞れないのでこのあたりが限界です。ただし、高感度化したので動きが速いと二重に像を結ぶことになりますが、夜間の高感度化もあるのでとりあえずこのまま様子を見ることに。
これでついにペット監視(鑑賞)用定点ライブカメラの完成です。うふふ。
8月15日
一足早い夏休みの後は、お盆でほとんど出社していない社内でもくもくと仕事.....。
ここは、マックを時たま眺めながらとページをあけるがタイムスタンプを見て唖然。
時計が進んでいない!!。じゃなくって画像が更新されていない。
早速、我が家へ電話。次男に「マシン見て」と情けない状況に。
どうもログインで止まっているとのこと。とりあえずlistcamをあげて再開へ。
にしても、再起動がかかっているということは電源の瞬断が一番可能性がありそうです。そのうちUPSを入れようと思いますが、やはりノンストップ運転は何かあるなと実感。
しかし、一番心配した炎天下でのカメラの耐久性については短期間ながら色とびなくCCDのおかげと感謝感謝。
今度帰ったら設置状態を撮って乗せようと思います。
9月29日
最近、日の傾きが替わってきたのでマックのお昼寝ポジションも.....。
カメラを意識していてくれるはずもなく、ほとんど写っていない状態だったので、カメラポジションを変更することに。
庭のどの部分をがいいか迷ったあげく穴掘りのお気に入りの場所へ決定。
ところが夜になるとMyHouseにこもるためどちらを選ぶか困ったことに。
また、ListCamは高感度多重露光モードがあり夜間の映像処理には抜群の効果があるのですが、昼間は逆に不要ですし動きの早い映像は二重に映る宿命があるので、自動検知ができればいいなと思う今日この頃。
(思うことは同じのようで掲示板には同様のリクエストがありました。2.07eで実現しそうです)
やはり動物をおさえるのであれば、複数のカメラで複数キャプチャーか電動雲台をおごって自動追尾か。
当初の「マックが見たい」だけの話がエスカレートする一方。
ボーナスで複数チャネルのキャプチャーカード+動態検知に挑戦してみようと思う今日この頃。