MP3にはまる
今年の年始年末は2000年で始まって終わったようなものでしたが、一ついいことがあったとしたら暮れの徹夜で待機していた中で暇つぶしにおもちゃにしていたMP3に開眼したことでしょう。
なにせ大晦日から元旦にかけてなにもすることがないけれど、寝るわけにいかないという前代未聞の状況であったわけで、「音でもほしいな」ということでWinAMPをダウンロードしたことに始まります。
それまで、「音」に関しては高校時代にオーディオマニアかじりがあった後は、1/4世紀音楽から遠ざかっていたもので、ネットワークで音源を探し昨日発売のJ−POPからクラシックまでこれほどネットワークにあふれているとは知りませんでした。
当然、これを契機に虫が騒ぎ出すのに時間はかかりませんでした。
まず、雑誌のMP3関連の記事を読みあさり、プレーヤーはとっかえひっかえインストールし、素材集めにレンタル店に日参しという具合でした。
ところが、「音が悪い」のです。
PC用のスピーカなのでしかたないと思っていたのですが、ある日でかけた店のDTMコーナーでONKYOのAX−70を聞いて考え直しました。
スピーカとサウンドカードもSBのGOLDに変えてみると、なかなかどおして言い音が出てきました。
やはりカードとスピーカ(ついでにいうとヘッドホンも)はそこそこおごらないといけませんね。
MP3を扱い始めるとたいがいの人は「外でも聞きたい!!」となるようで、私もディジタルのまま外に持ち出すべくサウンドプレーヤ探しをはじめました。
星の数ほどあるのですがクリエーティブサウンドのNORMADUというスポーツタイプのものが気に入り即日ご購入と相成りました。(3.4万でした)
これはUSB接続ですし、専用のユーティリティーも使いやすく、なにより買ってからわかったのですがWindows2000に対応していなくてメインマシンで使えなかったのですが、2ヶ月後にサイトにバージョンアップ版が掲載されるなどサポートがとても充実しています。
本体のファームウェアも同様なので将来メジャーなフォーマットにも対応しそうです。
ただし、バッテリーの持ちがいまいちなのがたまに傷です。
ここまでくるとエンコード時の質が気になりだして、いろいろ調べているとJustsystemのBeetjumというMP3ソフトのエンジンがよさそうで早速試してみました。
それまで広瀬香美のハイトーンボイスがシャリシャリ言っていたのですが、Beetjumの高品質でエンコードするとぴたり収まって、もとのCDと聞き比べてもスピーカでは気にならない程度になりました。
エンジンでこうも違うとは以外でした。
環境の許す方は聞き比べて見るのも面白いですよ。