「医師不足対応策は

 県立南会津病院の医師不足問題について考えて見たい。、県立南会津病院は、豪雪地帯である南会津郡と言う人口3町1村で約32600人が住み、神奈川県に匹敵する面積の中で、地域の医療・保健・福祉機関と連携し、へき地医療の中心的役割を担っている唯一の病院である。他に、救急病院、地域災害医療センターとしての責務を果たしており、我々南会津住民にとっては、正に安全安心に関わる重要な病院である。  どれだけ重要かと言えば救急車搬送件数と時間外取扱患者数は県立9病院全体の中の約3分の1をここ県立南会津病院が占めていると言う。 その県立南会津病院では今、常勤の整形外科医が不足していて、入院病床があるにも関わらず、入院できない状態が続いているのである。
 この状態がいつまで続くのかわからないが、著しい高齢化率とスキー場を抱える雪国地帯を考慮すると、事態の推移を見守っているばかりではいられないのである。
 つい最近もNHKで放映していたが、近くに頼れる病院が無くなった時、今まで住んでいた人もいなくなる可能性は高く、地域の崩壊に拍車がかかることになる。
 病院の医師不足の原因については前回、書かせて頂いたので省略するが、では、どうしたら整形外科医が来てくれるであろうか?結論から言えば、これだという妙案はないが、いくつか提言して見たい。勿論、賛否の意見大歓迎で、今こそ提言出して欲しい。
 1、まずは、町村の首長先頭に足しげく、福島県立医大、福島県に陳情する   こと。
 2、福島県内出身の整形外科医に、DMを出してお願いする。
 3、医師斡旋業者に全国公募する。
 4、へき地手当を創出してはどうか。