南会津町議会報告 去る11月27日に、平成18年度第4回南会津町臨時会が開催され、全て

            原案のとおり可決されました。

 

議案第100号 専決処分について

次の事項は、急施を要し議会を招集する暇がなかったので、地方自冶法第179条第1項の規定により、

別紙のとおり専決処分した。ついては、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求める。

  専決第28号 平成18年度南会津町一般会計補正予算(第2号)

       第1表 歳入歳出予算補正

歳入                                      (単位:千円)

補正前の額

補正額

15県支出金

 

864,967

 26,500

891,467 

3県委託金

20,460

   26,500

46,960

歳入合計

13,562,520

   26,500

13,589,020

         

歳出                                      (単位:千円)

補正前の額

補正額

2総務費

 

2,394,844

 27,600

 2,422,444

4選挙費

14,260

   27,600

41,860

14予備費

 

63,662

   △1,100

62,662

1予備費

63,662

 △1,100 

    62,662

   

 

 

 

歳出合計

 

13,562,520

   26,500

13,589,020

 

議案第101号 南会津町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 

        12月期より期末・勤勉手当の支給割合を0.05カ月引き下げる。

議案第102号 南会津町議会議員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

        12月期より期末手当の支給割合を0.05カ月引き下げる。

議案第103号 南会津町長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例

        12月期より期末手当の支給割合を0.05カ月引き下げる。            

議案第104号 南会津町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例           

        12月期より期末手当の支給割合を0.05カ月引き下げる。

(引き下げる理由)

福島県人事委員会は、職員給与と県内の民間給与との比較を実施した結果、期末手当等の特別給について

0.05ヶ月の差があったことから、今回、期末手当の年間支給割合を0.05ヶ月分引き下げる勧告を行いました。

本町といたしましても、福島県人事委員会の勧告を踏まえ、職員及び特別職等の12月期分期末手当について

別表のとおり0.05ヶ月分引き下げるものであります。

 

 西部環境衛生組合議会議員の補欠選挙について 欠員により議長指名による選挙が実施された。

選挙結果:君島勝美氏(舘岩)が当選

 

 議員提出議案第13号 県立南会津病院整形外科の常勤医師の確保について

   文教厚生委員会より提案があり、福島県知事に対し要望書を提出する議案です。

 

 

県立南会津病院整形外科の常勤医師の確保について

 

 県立南会津病院は、神奈川県の面積に匹敵する広大な南会津郡に設置された唯一の病院として、地域医療の中核的な役割と救

急告示病院として救急医療施設の役割を担っています。また、山岳が多く豪雪地帯でもあるため、登山やウインタースポーツに

よる負傷者の一次受け入れ病院としての重要な役割も担っています。

 しかし、平成18年4月からは常勤の整形外科医師2名が不在となり、非常勤医師1名による毎週木・金曜日と隔週水曜日の

診察となりました。

県のご尽力により、10月16日からは応援医師による毎週月曜日の診察もできるようになりましたが、1人医師体制での診療

実態は患者にとっても医師にとっても非常に過酷なものとなっています。

 常勤医師が不在のため入院も手術も出来ない状況にあり、これらの場合は片道2時間近くかけて会津若松市内の病院へ行かな

ければならず、患者の大半を占める高齢者にはかなりの負担となります。また、これからの冬季間は、郡内6スキー場に60万

人近いスキー客が訪れます。当然事故も多くなり整形外科への救急搬送も増えますが、手術・入院が必要な場合は会津若松市

の病院へ雪道を往復4時間近くかけて搬送することとなり、その間救急車も不在となることから、少子高齢化の進む当地域住民

の救急医療にも支障をきたすのではないかと不安が増大しています。

 地域住民の健康・生命を守り、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現にとって、南会津病院は極めて重要な存在であります。

県内全域で医師が不足していることとは思いますが、南会津地域住民の意をおくみ取りいただき、早急に整形外科医師の常勤2

名体制を図られますことを強く要望します。

 

 以上、地方自治法第99条の規定により提出します。

 平成18年11月27日