第1回議会定例会における一般質問(平成19年3月開催)

 南会津町平成19年度第1回定例議会が、来る3月9日より19日まで開催されました。

 

質問内容  舘岩統合小学校建設予定地で、不動産鑑定評価額を超えた150万は税金のムダでは?

 

町長答弁  用地交渉過程での5%アップは許容範囲

 

 用地取得の監査結果公表によると 広報みなみあいづ2006・一二月号で、町監査委員が「用地取得」について、町に調査事項として照会し、

回答を求めたが、合理的説明とは理解し難いとの監査結果を公表しました。そこでいくつか質問して見たいと思います。

不動産鑑定評価額の単価はいくらであったか?

不動産鑑定評価額の最高値の4770円/uで取得した場合でも、取得価格5000円/uとの差額230円/u×6604u(約150万円)は、支出のムダでは

なかったか

町の回答で、公共事業の用地交渉には、地目が別であっても取得価格は一律と言う方針があるように回答されていますが、そのような方針は、あ

るのか?

監査委員の指摘事案で計算した支出のムダと思われる金額は?

当町は、財政厳しいと言うのに、鑑定評価額を超えて売買契約した。鑑定を入れた意味がないではないかと思いますがどう考えるか

 

町長 舘岩統合小学校建設予定地へ不動産鑑定を入れたのは、畑、原野、山林の三ヶ所であり、山林については、将来の取得の参考のために鑑定を

依頼したものです。不動産鑑定評価額は一u当り、畑で4770円、原野で4730円、山林で750円となっており、これらを参考に、用地交渉

の過程で5%アップした金額の5000円で取得したわけです。不動産鑑定評価額の最高額との差額、150万円は支出のムダではなく、許容できる

範囲ではないかと考えています。地目が違うのに、取得価格を一律にしたのは、建設予定地が七筆の土地を1団地としての扱って用地交渉に当たって

きた方針を述べたものであり、特に方針として、明記されているものではございません。取得対象物件でない鑑定評価はムダではないかとの監査委員

の指摘ですが、将来予測の中で必要性を認めたのであれば、一概にムダといい切れるものではないと考えます。

 

本町の入札等制度改革は?

 福島県では、福島県行財政改革推進本部において「入札等制度改革に係る基本方針」を決定し、現在その説明会を開催しています。流れてきには、指

名競争から制限や条件付の一般競争入札へと来ているようでありますが、当南会津町はどのようにされるのか伺います。

 

町長 福島県では、談合を根絶し、入札制度のより透明性、競争性、公平性を確保するため、平成十九年十月より全ての公共工事について「条件付一般

競争入札」を導入することになっています。本町におきましても、県を参考として、取り巻く自然的、社会的、経済的条件を視野に入れ、地域の実情

に照らして、メリット、デメリットを検討した上で、本町により適した「条件付一般競争入札」制度の導入に向けて検討して参りたい。

 

行政評価システム   

質問内容  行政評価システム導入の意図は?

町長    成果と効果を重視し、政策立案へ

 

  行政評価システムの導入されるのは結構ですが、具体的にどのような行政の仕事を、誰が評価されるのか伺います。

 

町長 行政評価は、町で実施する全ての事務事業について問題、課題、目的、手段を確認し、計画、実施、点検及び改善に至るマネジメントサイクルを確立

し、町の総合振興計画に沿ったまちづくりを進める取り組みであり、現在、各担当部署における一時的な評価を実施しているところであります。今後は         庁  内で二次的な評価を行うための横断的な組織について具体的な検討を行い、成果と効果を重視した政策立案や予算要求につなげていくこととしてお

ります。さらに、行政評価システムの確立を図るとともに、外部による評価のあり方についても検討して行きたいと考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 舘岩統合小学校建設予定地

  不動産鑑定評価額を超えた150万は税金のムダでは?

 

町長  用地交渉過程での5%アップは許容範囲

 

 

 用地取得の監査結果公表によると 広報みなみあいづ2006・一二月号で、町監査委員が「用地取得」について、町に調査事項として照会し、回答を求めたが、合理的説明とは理解し難いとの監査結果を公表しました。そこでいくつか質問して見たいと思います。

不動産鑑定評価額の単価はいくらであったか?

不動産鑑定評価額の最高値の4770円/uで取得した場合でも、取得価格5000円/uとの差額230円/u×6604u(約150万円)は、支出のムダではなかったか

町の回答で、公共事業の用地交渉には、地目が別であっても取得価格は一律と言う方針があるように回答されていますが、そのような方針は、あるのか、

監査委員の指摘事案で計算した支出のムダと思われる金額は?

当町は、財政厳しいと言うのに、鑑定評価額を超えて売買契約した。鑑定を入れた意味がないではないかと思いますがどう考えるか

町長 舘岩統合小学校建設予定地へ不動産鑑定を入れたのは、畑、原野、山林の三ヶ所であり、山林については、将来の取得の参考のために鑑定を依頼したものです。不動産鑑定評価額は一u当り、畑で4770円、原野で4730円、山林で750円となっており、これらを参考に、用地交渉の過程で5%アップした金額の5000円で取得したわけです。不動産鑑定評価額の最高額との差額、150万円は支出のムダではなく、許容できる範囲ではないかと考えています。地目が違うのに、取得価格を一律にしたのは、建設予定地が七筆の土地を1団地としての扱って用地交渉に当たってきた方針を述べたものであり、特に方針として、明記されているものではございません。取得対象物件でない鑑定評価はムダではないかとの監査委員の指摘ですが、将来予測の中で必要性を認めたのであれば、一概にムダといい切れるものではないと考えます。

本町の入札等制度改革は?

 福島県では、福島県行財政改革推進本部において「入札等制度改革に係る基本方針」を決定し、現在その説明会を開催しています。流れてきには、指名競争から制限や条件付の一般競争入札へと来ているようでありますが、当南会津町はどのようにされるのか伺います。

町長 福島県では、談合を根絶し、入札制度のより透明性、競争性、公平性を確保するため、平成十九年十月より全ての公共工事について「条件付一般競争入札」を導入することになっています。本町におきましても、県を参考として、取り巻く自然的、社会的、経済的条件を視野に入れ、地域の実情に照らして、メリット、デメリットを検討した上で、本町により適した「条件付一般競争入札」制度の導入に向けて検討して参りたい。

 

行政評価システム

 

  行政評価システムの導入されるのは結構ですが、具体的にどのような行政の仕事を、誰が評価されるのか伺います。

町長 行政評価は、町で実施する全ての事務事業について問題、課題、目的、手段を確認し、計画、実施、点検及び改善に至るマネジメントサイクルを確立し、町の総合振興計画に沿ったまちづくりを進める取り組みであり、現在、各担当部署における一時的な評価を実施しているところであります。今後は庁内で二次的な評価を行うための横断的な組織について具体的な検討を行い、成果と効果を重視した政策立案や予算要求につなげていくこととしております。さらに、行政評価システムの確立を図るとともに、外部による評価のあり方についても検討して行きたいと考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  行政評価システム導入の意図は

 

町長 成果と効果を重視し、政策立案へ