GROUND TRICK 4

注意事項
猿どもはここを読んでも上達の役には立たないので読まないこと。
この講座はグラトリ講座2までをマスターしている必要があります。猿が挑戦すると100%怪我しますので、飼主の方は取り扱いに注意してください。
十分な滑走技術を要していても、トリック、エアーなどに興味がない方にもここは必要ありません。ただし、フリースタイルの名前が哭くのでもうボードをやめてください…(*´д`)アハァ…? 。
〜BS180(Back Side180)〜

グラウンドでのBS180はFS180に比べてかっこよく見える。グラトリでは早めにマスターするといい。
完全に後ろを向くように飛ぶから
なんかやってるっぽい!
って感じがFS180よりもする。

やり方はFS180と逆に回転するだけ。
オーリーかますときに回転方向(BSだから、レギュラーのやつは右回転)に体を廻すんだけど、バックサイドと言ってるだけあって後ろを向きながら飛ぶ。
これが初めは怖い。
そして着地も
後ろを見たまま着地
だから、フェイキーに結構自信を持てるようになってからやることをお勧めする。
少なくともフェイキー時に周りを見渡す余裕(後ろ見て着地だから)と、フェイキーで滑りながらジャンプして立てるくらいはできないと当然まずい。

コツはFS180の時と同じで”オーリーしてから廻す”んじゃなくて”オーリーするときに廻す”こと。
むしろ廻しながらオーリーする感じ。
それから
着地は絶対フェイキー
と強く意識することもFS180と一緒。
追加されるのは
背中を空中に置きに行く感じ
と、着地時の
目線を必ず後ろに保つこと
の2つだけ。
着地して直ぐに前を向こうとすると板が回転してしまうから、後ろを向いてしばらく滑るといい。
それだけでできてしまう。

ここまで書いてもできない人にもう少し講座を…(*´д`)アハァ…
これもやっぱり地面の上で実際に何回か回って見るのが一番いい。
ボードのスタンスのように立ってからバックサイドに回転してジャンプするとき
飛ぶときも着地のときも後ろを向いている
ということが確認できると思う。
そしてFS180と違って体の左右の入れ替えではなく、前後の入れ替えだということにも気が付くだろう。

板を付けない地面での練習が終わったら、次は板付けて平らなところでジャンプしてBSに廻してみよう。
あらかじめ後ろを向いてから飛ぶと結構簡単にできるはず。
これを滑りながら”オーリーして”やらなきゃいけない。

簡単に感覚を味わうためにゆっくりとしたスピードでバックターンをしながら斜面を切りあがり、板が横を向いた時点で山の上を見ながらジャンプしてみるといい。
もちろん着地のときも山を見たまま。
そうすると自然に着地がフェイキーになりBS180が完成する。(実際には90度も回って無いが・・・)
それができるようだったら切りあがる角度を減らしながら最終的にはキッカケ(ちょっとターンを切る)くらいでできるようになる。それまでは繰り返し練習。
次にまた元に戻って、切りあがってからジャンプではなくオーリーで飛んでみる。
するとオーリーしたBS180(実際には90度くらい)ができるから、また角度を無くしてくだけ。
なんかできそうだろ?
何事もステップを踏んでいけば簡単にできるもの。
一気にやろうとするから痛い目にあうんだよ。俺は痛い思いして覚えたけど。
ただ、ターンしながらのオーリーは割と難しいのと、飛んだときの体の位置には気をつけないといけない。
ジャンプするのと違ってオーリーで飛ぶと軸がずれやすい。
グラトリでのBS180の体の位置は雪面に対して平行かやや山側に倒れていることが望ましい。
しかし普通の人は通常山側に体が倒れがちのため、BS180の方が軸の考え方だけ考えるとFS180よりも逆エッジになって大転倒になるような失敗はしにくい。
山側に倒れすぎてるヤツはちゃんと背中を空中に置きに行く感じを意識することだ。
最後にBS180のエントリー時のスピードを少し上げる完璧。オーリーも鍛えて高さも出すといい感じになるだろう。

これだけで、あなたはBS180マスターです。
グラトリの王道だからどんどんやってけ。
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