ONE MAKE 0

〜はじめに〜

スノーボードでは飛ぶことをエアーと呼び、キッカーなどでエアーをすることをワンメイクといいます。
ワンメイク講座ではオーリーと直滑降ができることを最低限の前提としています。できないなら早くマスターしてきて。あとシーズンに3回しか行かないとかいう人が
気軽に始めるものではない
から、そんな人はおととい来てください。

ワンメイクというのは失敗すると大怪我するかもしれないってことを十分に理解してください。
当然、通常の滑走やグラトリとは危険度が桁違いであり、各部捻挫から、腕、肩、肋骨、背骨、鎖骨、腰などの骨折、じん帯損傷、頭に限って言えば、脳震盪、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、くも膜下出血・・・そういう危険が高頻度で付きまといます。
だから万が一怪我をしたときのために、スノーボード保険や、生命保険、損害補償に障害補償なんかをつけておくことを忘れないように。最悪入院もありえます。
保険は打撲、捻挫などの1回の通院から補償してくれる安い保険を探してください。
それから怪我をした際、会社などを休まなくてはならない場合もあり、会社や組合なんかの規約とかも一度読み直しておくとよいでしょう。

こんな心配を少しでも取り除くために、
ヘルメットをはじめとする防具の着用を強く推奨します。


何より自分のレベルに合ったキッカーに入り、自分のレベルに合ったエアーをメイクすることを義務付けます。

この講座を順にこなすことによって自分に合ったレベルのエアーができるように編集していくつもりです。

この講座は全てキッカーでのエアーのことを言うので、ハーフパイプやクォーターパイプ、スパインなど通常のキッカーと形が違うアイテムではこの講座をそのまま適用できない場合がありますのでご注意ください。
ここでいうキッカーとは、テーブルトップ、ステップ、キャニオンなどのエントリーから着地までが直線状である雪で作られたエアー台のことをいい、アップ系〜ダウン系の全てが含まれます。

説明は簡単のため全てレギュラースタンスの視点で書きます。グーフィースタンスの方は左右が全て反対になるので、頭の中で変換してください(ごめんよ)。

この講座に書いたエアーをただ飛べるようになったからOKってことではなく、出来るようになっても”スタイル”を重視したエアーになることを目指してください。
スタイルの無いエアーが飛べたとしても、それはモノにしたとはいえません。
出すぎた行為ですが、一例として、私の一番カッコイイと思うスタイルの出し方を載せていこうと思います・・・が、スタイルの出し方は個人の自由です。
フリースタイルです。


最後になりましたが、この講座は全てとく@管理人の実体験を基にした独断と偏見で書かれていますので、そのつもりで読んでください。あと、この講座に書かれていることを実践した上で怪我をしたとしても責任は負いかねます。実践の際は各自の判断でお願いします。
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