〜ステールフィッシュ（stalefish）〜
ステールフィッシュとは文字通り腐った魚を意味する。
その飛んでいる姿が腹を上に向けているところから死んだ魚のようだからこういう名前が付いていると予想されるが、どうだろうか？？。
ちなみにハーフパイプでやるとフレッシュフィッシュという名前になるのは、腹が下向きになり、反り返って活きがいい感じになるから新鮮な魚となっているのだろう。
ステールフィッシュとはステールフィッシュグラブをしてエアーをすることの総称で、右手でヒールサイドを掴むことをいう。
変化技はよくわからないが、ブラインド回転やオープンサイドシフティーと合わせやすい。
ヒールサイドならどこを掴んでもメランコリーなのだが、腐った魚を忠実に再現するなら右手を右足の外側から廻して両足の間を掴むといい。
こいつもインディーをベースとして攻略していく。
エアーするまではベーシックエアーのままで、空中に飛び出る。
その後、インディーで掴むほうの右手を右足のヒール側に伸ばしてみる。
インディーと同じような飛び方をしていれば容易いはずだ。
やっぱり
最初は足の外側を掴んで
やるのが簡単。
ここまでは大丈夫だろうか？
これで一応ステールフィッシュなんだけど、やっぱり中央で掴みたいから講座を続ける。
ここから先は少しずつ足の間に近づけていくだけなのだが、これまで他のグラブを練習している間に空中でバランスを取ることを覚えた人はそれだけでOK。大体の人がもうできるはず。
できない人はおそらくバックサイドの回転が始まってしまうはず。そんなときは左手でカウンターを入れる。胸を開くように左手を後ろに廻す。つまりインディーのときと同じような左手の使い方をすればいい。
ただし、右手はヒールサイドを掴んでいるから、そんなには開かないから、あくまでイメージ。実際は前方よりやや後ろあたりまでしか行かないが、胸の開きはインディーと同じようになるということ。
あと重要なことだけど、絶対にグラブするところを見てはいけない。
他のグラブと違うのは少しくらいグラブする場所を見てもなんとかなる（ホントは見ないけど）インディー、ミュート、メランコリーと違って、完全に進行方向以外のところを見ることになってしまい危険だから。
見てしまうと必ずバックサイド回転が始まるので、ノールックでインディーが掴めるようになってから練習して欲しい。
それから体は起こしたままやったほうがカッコイイし、掴みやすいと感じる。猫背はダサい
かなり簡単になってしまったが、これで飛べるようになる。
何度も同じことを書いてられねーよ
他のとこに書いてあるようなやり方を参考にしながら練習するがいいさ。
さて、ここまではできたとして・・・早速その後はノーズボーンだな。
右手でグラブするってことはノーズボーンというのが決まりです。っていうかステールフィッシュならシフトとか回転以外ではこれしかないでしょ・・・。
ということでステールフィッシュ・ノーズボーンを説明する。
体の感覚はインディー・ノーズボーンとほとんど一緒だからたいしたことではない。
グラブできたらすぐにやっても問題ないだろう。
ただし初めは板を下に押し下げるスタイルでやらなければならない。
ただでさえ回転しやすいグラブしてるのに、横に蹴り出すとまた後ろを向いてしまうし、ステールフィッシュというからには腹が上を向いていたほうがいいから。
この飛び方で完全にステールフィッシュと呼べるだろう。
このため左手のカウンターはやや上側になるけど、気分としてはインディー・ノーズボーンと同じようにやってれば勝手にそうなるから(・ε・)ｷﾆｼﾅｲ!!
うまくできない人にノーズボーンのコツを伝授しよう。
これも今まで書いたように、グラブする場所をテール側にずらすだけ。
というかできるだけ後ろを掴まないと前足が伸ばせない。
あと下に蹴り出すというよりも、押し下げる感じになるから少しずつ押し下げ量を増やせばいい。
もうこれでいいかな？
あとは、ニュートンのおかげで無事着地。
最後に目線はインディーとまったく同じだけど、体が反り返っているから、やや下を向いてるような気分になる。しかし結局着地地点を見るということでは変わらない。
ってことで、ステールフィッシュ・ノーズボーンのやり方講座を終わる。
最後に、これはあくまで一例であることを念頭において、自分のメランコリーを極めて欲しい。
慣れれば横に蹴り出すことも可能だからやってみてもいい。ここからは自分のスタイルを見つけてくれ
しかし先にも書いたように、バックサイド回転が掛かりやすいグラブなので、バックサイド回転をやりだしたときに結構使えるグラブ。
またシフティーなんかでやるとクールであることはいうまでも無い。
スタイルを出すと言えばボーンというわけではないので、いろいろ試して欲しい。