〜はじめまして室内〜
室内でのボーダーの準備、振る舞いを説明しよう。
どんなときに行くか
室内ゲレンデには春から秋までに行くことが基本。
なぜなら、山のほうが雪はいいし、広いし、交流があるし、いっぱいアイテムがあるし、ぶっちゃけ室内のは雪じゃないし、硬いし･･･。
とにかく冬は室内はありえないというのが基本。人にもよるかもしれないけど、冬は空いていていいとか･･･｡でも、少数派は捨てておいて、OFFシーズンに行きましょう。
で、何するか。
はっきり行って狭いので、ターンの練習とかには少しも向いていない。
ていうかターンは出来ません。たった70メートルも無いようなスキー場。例えるなら小学校の体育館の端を斜めに持ち上げたような感じ。わかる？しかもそれを半分にして、半分はハーフパイプなんだよ。で、残ったスペースにテーブルトップがあって、ボックスが置いてあった。
ここでできるのは板をずらす程度の減速くらい。初心者が横滑りもできる。以上。
あまりの初心者は行かないほうがいいのかな。でも講習とかもあるからそういうときを狙っていくといい。
さて、じゃあ何であるのか？それはシーズン以外でもパイプ、エアー、ジブを練習したい人のために基本的に存在しているということ。ちなみにこのページもボードをやっている人にだけ向けてかいている。つまり
行きたい人だけ行くってこと。
着いたらすること
外の駐車場で着替えるのが一般的？なようだ。
着替えるとこるは中にもあるが、ロッカーはお金が必要で使わないためには、着替えた後のものを車まで持ってくる必要がある。で、面倒だからみんな外で着替えてると言うことらしい。
でも女の子とか、レンタルする人は当然中で着替えている。
しかし時間のチェックをする場所の奥に更衣室があるので滑る時間は確実に短くなる・・・。
まあ、この状態はみんなスキー場でやってるのと同じ。慣れたもんだ。
が、違うことがひとつあった。
暑いんだよ。。。
春過ぎから、秋の終わりにかけて行くから初夏から残暑に行くことがほとんど。
外で下は履けても上は着られねー。
汗だくで受付へ行くこととなる。タオル必須！！
受付では何処も最初はそうなんだけど、住所書いたり、名前書いたり。
ここで言われることがある。
「飛ぶときはヘルメットつけてね。奥で無料で貸し出してるから」
・・・。
つけましょう。ヘルメット。
・・・ダサい。なんかちゃんと守れてなさそうなサイズだし。
これはいいやつ買っといたほうがよさそう。着けてないと滑れないくせに守られてないような感じ。なんとかしてくれ。とマジに思う。
靴の紐を結んで中に入ると冷蔵庫の中の世界。ベルトコンベアみたいなのにのって上へ。雪は当然だが硬い。アイスバーンを想像しておけば間違いない。
と、こんなところがはじめての室内ゲレンデの入り方。イメージつかめた？
そうそう。ゴーグルは要らないよ。曇るだけだから・・・。雪降らないし、眩しくないし。
室内の振る舞い
室内には主にテーブル、ボックス、レール、パイプ、クォーターがある。
レールやボックスの大きさは、場所や日によって違うが、テーブルは基本的に毎日同じ事が多い。
俺はジブ系に多くを語れない男だし、練習するのはエアーだけだから、テーブルについて語る。
慣れてればイイのかもしれないけど、スキー場と同じようにまずは普通に飛び越えて大きさ、感触などを確かめる。間違っても初めから回転はしないように。タテはもちろん、横も。３Ｄなんてもってのほか。怪我します。
で、室内でのボーダー層はうまい奴もいるが、今シーズンからデビューしたいから練習。ってのもいる。でも基本的に滑れない奴は来ていない。若干普通のゲレンデよりも層が上なのかな？でも人数は少ないからうまい奴は数えられるくらい。３Ｄ飛んでたりするから一目瞭然。あとはひたすら３６０°飛んでたり・・・。ストレートジャンプだけって人もいる。
そして気をつけることは進入角度が急だってことかな。パイプに入るときの要領で体重移動で入ること。滑走距離は短いから急にしてあるんだけど、体制崩して入ると、立て直しは間に合わないかな。気をつけること。スピードは減速ナシで全然ＯＫ。進入からリップまでフラットで飛んでけ。すげー飛んでいる人でもフラット落ちは無い。親切設計のテーブル。
でも転ぶと痛いから自分にあったスピードでね。
室内ゲレンデにはよく整備が入ることがある。
リップ、ライディングを綺麗に均すことがあって、最大で２，３０分もかかる時がある。
こんなときは休憩。それかレールとか他のアイテムで遊ぶ。
休憩のほうがいいかな。どうせ飛びっぱなしは疲れるし、こういうときに休むといい。
ジュース飲んで、タバコ吸って。最高だ。
最後に終わるときだが、ウエアーのケツと裾はベトベトになっている。ゼリーみたいのがべっとりだ。
室内の雪はゼリーを固めてるんだね。ってことで、板もウエアーも水かけて（出口にある）、エアーかけてできるだけ綺麗にして、さらに拭き落として着替えることを薦める。
学んだこと
ヘルメットは持参。ゼリー嫌い・・・。