MODE	*JA0*	*JA1*	*JA2*	*JA3*	*JA4*	*JA5*	*JA6*	*JA7*	*JA8*	*JA9*	TOTAL
ＳＳＢ	７	１５	４	５	４	２	０	２	０	１	４０
ＣＷ	１	０	１	０	０	０	０	０	０	０	２

ANT:KLM　30X2　　RIG:IC-910＋AMP

BEST DX：JR7ROU　福島県田村郡

　朝、５時過ぎには家を飛び出し、一路南へ。目指すは七霞山。ロケは地図で確認済みです。かなり長い林道を通り抜けたあと、山頂付近に。とりあえずロケの良さそうなところをさがします。山頂からほどなく行ったところに、ズバーと開けたスーパーロケーションが。しかし、高圧電線が近くまで垂れ下がり気になります。ここで、かつてここで運用されたJJ3HSJ清水さんの言葉がよみがえりました。「橋本のポイントは高圧電線が送電中はノイズが高くて運用できない。」
　モービル機でチェックを入れるが、ノイズはそんなに無いようでとりあえずアンテナを組みます。しかし、送電線からは「ぶーぅぅ、じーぃぃぃ」と不気味な音が聞こえてきます。かなりの電流が流れているようです。屋根の上にタワーを立て、マストとスタック棒を取り付け、アンテナを載せようとする瞬間、手に衝撃が走りました。「WHAT!!？？？」。アンテナが帯電しているようです。もうちょっとで屋根から転げ落ちるところでした。試しに、もう一度スタック棒やアンテナにスパナをこわごわ近づけてみると、なんと火花が走るではないか！。高圧線からの大電流による磁気で誘導電流がおこっていたのでしょう。こんな恐ろしいところはごめんです。もうすっかり気力はなくなりかけましたが、気を取り直して電線のないところをさがしました。ロケの良いところはすべて電線が近くに垂れ下がっています。しかたなく、山頂付近の林の中でやることにしました。

　遅れながらもQRV。もう海南市移動のJM3RBH金崎さんが元気にCQを出しています。でも結構苦しんでいる様子。やはり和歌山、なめてはいけません。大阪よりは厳しいのです。そのうち、和歌山市移動のJI3WBB石谷さんも加わり、結構たくさんの方から呼ばれ、気をよくして運用はおわりました。こちらも林の中の運用で木がじゃまになりましたが、標高に助けられて、なんとかたくさんの方と交信できました。
　またこんな機会をつくろうと、石谷さんと約束をし、帰路につきました。