2008年 11月10日 電卓の寿命

長年使っていた(約10年)関数電卓があります。これはCASIO製のfx−650Mという
型式で表示部が少し斜めに起きていて見やすいのです、それにキーも大きくて使い易い
表面にソーラー発電部パネルがあります。当然別途ボタン電池等の収納部はありません。
ところが、先日いつものように計算すべく電源をONしたところ MODEがHEXに単位がGRAに
なっていてとんでもない数字、記号が出ます。普段はDEC、DEGで使用しています。
設定キーでなんとか戻しましたが、しばらくすると又MODEが変わる事があります。
仕事がら計算は頻繁に行うので、別のポケットサイズの関数電卓を使う事にしたのですが
表示部は小さく水平に寝ているので使い難い、それでCASIOのHPでお客様相談窓口に
メールしました。症状を書いてCASIOに送れば修理可能かどうか聞いたのですが
返事は全くプア−なもので10年以上経っているので部品がない由修理は出来ないとの
返事でした。しかし考えたのですがソーラー発電が付いていても必ずボタン電池を
内臓してる筈だと....そのボタン電池がダウンしたのではと思い ダメ元で裏に付いていた
小さなネジを外し分解しました。そしたら有りました 直径7mmぐらいのボタン電池が
電圧を測ると0.5Vぐらいでした。型式はSD...なんとかいう物でしたが対応表には無かったので
同じサイズの物を(1.55V)購入して取り替えたら どうですか生き返ったのです。
関数電卓を使う人は多分技術者が多いと思うのですがCASIOの対応はチョット芸が
無いというか その辺を考えてダメ元で内臓電池を取り替えてみては?ぐらいの返事を
出してもいいんじゃないかなと つくずく機械的な対応と相談にならない窓口ににガッカリでした。


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