J's fishing pages



無人島でフィッシィング (1)

2003.07.12-13






ガイドが凍るような辛い釣りをしている頃、この話を聞いた。

沖縄では「浜下り=はまうり」といって3−4月の大潮の干潮時に潮干狩りをする。
船をチャーターして無人島に渡り貝拾いをする人達もいるらしい。

潮が引いたリーフの内側には魚がたくさんいて、フライやルアーで面白いように釣れるというのだ。

潮干狩りをしに沖縄まで出かける気はないが、魚が釣れるとなれば話は別だ。

「無人島」「珊瑚礁」「トロピカルな小魚」「青い空」「水着のおねいちゃん・・
ろくに釣れない魚、混雑した釣り場に辟易していた頭に膨らむイメージ、妄想?。

GT釣りのグループが1日だけ慶良間の無人島で「浜下り」をするというので混ぜてもらう事にした。
直前で高いエアチケットを買い、仕事をすっとばして行った。
しかし、、海は荒れ、無人島を目前に上陸すら出来ず、ただの観光旅行となった。


それが昨年の3月の話。

  


今年は念入りに下調べし準備した。
潮周りとカレンダーをにらむ。大潮の干潮が昼間になる休日。
なおかつ青い空と穏やかな海が望ましい。

日程は決まった。7月12−13日(中潮−大潮)、梅雨は明けている。
夏休み前だし台風もまだ大丈夫だろう。
那覇から船をチャーターするには5人程集めないと難しいが、フェリーで慶良間まで渡れば安い無人島渡しがあるらしい。

チケットと宿を確保する頃ちょっと誤算があった。戦争とSARSだ。
海外から国内旅行に切り替える人が増え、安いチケットが確保できない。
宿も早くから満杯で、計画していた島は予約が取れず、隣の島となった。


リーフでの釣りだが、、
むこうで売っている釣り雑誌を取り寄せたり、ネットで探してみたがこれといった情報が無い。
沖縄というとGT釣りやパヤオでのジギングが主になり、ショアの情報は磯の釣りばかりだ。

しかたがないのでダイビング関係のHPを参考に作戦を立てた。
対象は小魚だが、イカやメッキの大きいの、チヌなどもいるらしい。

浅くなった珊瑚の回りを釣るのだからフライラインはFTかIM。風とフライサイズを考えると#8ロッドがベストか。
小さいミノーとワーム用にライトなミノーイングロッド。
リーフの外用に大き目のポッパーやミノーを投げられる強めのシーバスロッド。これで餌木も使う。
以上3本だが、ロッドの選択は正解だった。

ついでに装備。
大きめのウエストバック、帽子にサングラス。
速乾性のTシャツ、短パン。
足回りはダイビングブーツ、、これは失敗。
底が薄くて珊瑚の砂浜を歩くには痛いし、岩場ではすぺってしまった。

ある程度根掛かりは避けられない。
泳いでいって回収するために、ゴーグルとライジャケが欲しかった。
シュノーケリングの装備を現地で借りればいい事には後で気が付いた。


土曜の朝の高速船に乗る為、前日の最終便で沖縄入りした。
羽田20:30発、これなら仕事が終わってからでも十分間に合う。

宿は泊港の側に取った。
素泊まりで3000円、朝飯600円税込みである。一応ホテルなのに安い。
早朝セミの声がうるさかった。すでに真夏の日差しだ。

コンビニで食料と水を買い込み船に乗る。
慶良間まで1時間弱。最新の高速船で揺れも少なく非常に速い。
近付いてくる無人島に気持ちが急いだ。

この時期慶良間を訪れるのはほとんどダイバーである。
竿を持っているグループも2、3組いたが、現地では会わなかった。
きっと船か磯で釣っていたのだろう。

宿でどの島が良いか聞くとはっきりしない。島渡しの船頭に聞いても同様だった。
ルアーと聞くと考え込んでしまうのだ。ましてフライフィッシングなんて考えもつかない。
とりあえず目の前の一番近い無人島へ渡してもらう事にした。





   
                                                                                          


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