J's fishing pages


 

落語の中の釣り

 

 

去、興味が3年以上続いたモノは「釣り」と「落語」と「パソコン」の3つ。

 

「パソコン」は仕事で必要だったので別ですが、「釣り」と「落語」が私に合っていたのでしょう。

 

落語は主に録音された噺を聞いていますが、年に何回かは地方寄席やホールでのライブに出かけます。

 

最近続けて好きな噺家さん(特に志ん朝)が亡くなって、生きているうちに聞いておけば良かったなぁと後悔しています。

 

 

 

 

 

 

語のなかに出てくる釣りの風景といえば、まず思い浮かぶのが「野ざらし」です。

 

ご隠居さんが釣りに行って人骨野ざらしを見つけ供養をしたら、夜に若い女の幽霊が御礼に来た。それを見た隣の若い男がまねをして釣り竿をかかえ幽霊を釣りに行くという噺です。

 

ポイントは向島の土手というから隅田川だと思いますが、あのあたりで何を狙っていたのでしょうね。

 

 

代の三遊亭金馬に「釣堀にて」という噺があります。

 

老人と青年が並んで浮きを見つめながらぽつぽつと身の上話をするだけなのですが、実は事情があって昔別れた親子だったという人情噺。

 

今の金馬も良いですが、先代は特に好きです。分かりやすい口調で録音もたくさん残っていますから落語入門にお勧めです。

 

この人は非常に釣り好きだったようで、「江戸前の釣り」という名著があります。1月ワカサギ、2月タナゴ、3月フナ・・幻の*注)東京湾のアオギス釣りのくだりを読むと、ただの釣りキチではないと感心します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            

 

*注) 東京湾のアオギス釣り(西山徹さんのコラムより)

 内湾の干潟沖で、リールのない延べ竿を使い海に立てた脚立から釣ったという。

 

 

 

 

 

 

 

代の噺家の釣りキチといえば桂歌丸さん。渓流釣りが趣味で、やはり何冊か本が出ています。>「川をたずねて三千里」「岩魚の休日」(未読)

 

弟子の桂歌助さんの真打昇進披露の時に歌丸さん直筆の*注)岩魚の画が配られました。

 

 

*注)「奥利根の昇岩魚」(歌助さんの本名は昇です)

 

 

                                                                                                                                                                                          


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