一眼レフのレンズにて、多くの人が標準レンズや望遠レンズといった一眼レフに付属されていたレンズを使用していることと思いますが、ぜひ85mmの短焦点レンズというのにもチャレンジしていただきたい。
一般的には、50mmレンズが人間の見た目に近いといわれていますので、85mmレンズというとちょっと望遠ということになります。また、短焦点とはズームのできないレンズです。遠くのものを近くで撮影しようと思ったら、自分で被写体の方へ近づいて行く必要があります。
そんな、微妙なレンズ何がいいんだ?というと・・・。
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左の写真では、写真が歪んでしまっているのがわかると思います。
この写真の歪みは一般的に、○○ミリというレンズの数字が小さい方がおこりやすいので50mmレンズなどに比べ85mmレンズでは、この歪みも抑えることができます。 |
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また、望遠レンズに比べ、短焦点レンズではF値が小さいのが一般的です。
レンズの周りをよく見てみるとf2.0などfの後に数字が書かれているのがわかると思いますが、この数字が小さいほど明るいレンズという目安の数字となります。
このF値が小さく、レンズが明るいと背景ボケなどもボケ具合を大きくすることができます。
望遠レンズがf4~f5程度であるのに対して、短焦点レンズではf1.4やf1.8といった数字です。それだけ、レンズが明るいので背景ボケにより被写体を立体的に撮影することが可能です。 |
また、人物を撮影する場合でも50mmレンズだと人物に近づきすぎてしまい、自然な表情が撮影できない。かといって、望遠だと遠すぎるなどの理由でプロの方でも好んで85mmレンズを使っている方も多いようです。
85mmレンズでは、f値の小ささで金額も大きく変わってきますが、非常に便利なレンズですので、f値が1.8程度のものからでも、ぜひチャレンジしていただきたいです。
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Nikon 85mm短焦点レンズ |
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Canon 85mm短焦点レンズ |
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