日立のドラム式洗濯機BDSV110B。日立のビックドラムシリーズの中では本体幅60センチと設置スペースをとることもなく一般的なご家庭でも設置可能なドラム式洗濯機となっております。
同シリーズのBDNV110Bとの違いは、ドラムの大きさと本体寸法の違いのみ。BDNV110Bがドラムの直径61センチ。本体幅69.5センチに対してBDSV110Bのドラムの直径は53センチ。本体幅は60センチです。たたき洗いの効果を最大限に発揮するため、BDNV110Bではドラムの大きさを大きくしておりますが、設置困難なご家庭では横幅60センチのBDSV110Bという選択肢になるでしょう。
しかし、BDSV110Bに関してもドラムの直径を大きくできないかわりに奥行きを39センチとしております。結果的に衣類が置くまで行くのでドラム内での高低差を出すことができ、たたき洗いの効果としては、他社よりも強いといえます。
さらに下位機種のBDSG100B。こちらはお値段もお手頃で魅力的な機種。しかし、温水関係の機能や洗浄方式、また汚れセンサーなども付いておりません。
温水ナイアガラ洗浄などは高濃度洗剤液を温風で温め、ミスト状にして吹き付けるのですが、黄ばみを予防、除去してくれますし、汚れセンサーでは、衣類の汚れや洗剤の種類を見分けて選択の時間などを調整してくれます。
やはり、10年近く使うことを考えると温水機能で黄ばみ除去などはあるとうれしい機能ですしスチームアイロンなどの機能もサラリーマンのご家庭では必須ともいえますので多少お高くはなりますが、BDSV110Bは魅力的な機能を揃えていますね。
他社との比較ですが、乾燥した時のシワの少なさは断トツといっていいでしょう。風アイロンといって時速300キロの風が出てきます。家電量販店でデモ運転などしているところなら確認できますが、他社の風とは全然違う風圧です。
また、通常ですとタオルなどを乾燥させた場合、ドラム式ですとたたき洗いなのでどうしてもペタッってなってしまいふんわり感が無くなってしまうのですが風アイロンですとふんわり感をそこなうことなく乾燥することができます。
自動お掃除機能についてもドラムを水道水でしっかり洗ってくれるのは、現在のところ日立のみ。他社は脱水時の水を利用して洗濯槽を洗います。1回あたりのコストは2.8円ですので、まぁ驚くほどではないですね。それよりも黒カビがついて半渇きの時に臭いよりずっといいです。
個人的な感想では、ドラム式洗濯機の中でもっともおすすめな機種です。
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