日立のBD-V9400は、洗濯槽の汚れを自動でお掃除してくれる機能を搭載しました。室内干しの時、半乾きのいやな匂いの原因は、洗濯槽の裏に付いた黒かびが原因です。
今までの洗濯機にも「槽乾燥」や「槽洗浄」と言ったコースが設けられていましたが、「槽乾燥」では付いてしまったカビを完全に取り除くことはできませんし、「槽洗浄」では10時間ほどの時間と専用の洗剤が必要な為、一般的なご家庭でも年に1度やるかやらないか?といった感じだったのではないでしょうか?
日立のBD-V9400では、「洗濯槽の汚れを落とす」というより「洗濯槽に汚れをつけない」といった発想です。洗濯の度に洗濯槽の前部にシャワーを流しつつドラムを高速回転させ前部を洗浄。外層の底に溜まった水も利用しドラムを回転させることで側面や後部も洗浄します。
「自動おそうじ」で使用する水の量は9L。省エネの時代に9Lも水を使うのか〜。とお考えの方も多いと思いますが、1回のランニングコストは約2.5円。もちろん、「オン」「オフ」も選べますので付いていてうれしい機能であることに間違いありません。 |
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さらに、日立のビックドラムは乾燥時の洗濯物のシワの少なさもピカイチ!風アイロンも使用すれば、もっともシワになりやすいシャツも形状記憶のものであれば、そのまま着て会社に行けそう。靴下などの縮みもヒートリサイクル方式の乾燥に変えたことにより、ドラム内の衣類温度を60℃以下に設定したことで縮みも各社の中でもっとも少なく優秀です。
電気代などは、ヒートポンプ式のパナソニック、東芝には及びませんが、それでも6kgを洗濯乾燥して5円以下の違いですので気になるレベルではないでしょう。
洗浄力については、各社違いはありませんので、乾燥時の衣類の縮みやシワの少なさ。また、「自動おそうじ」という便利な機能を搭載した日立が今もっともおすすめの洗濯機です。
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記事の内容は2011年12月5日時点のものです
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