日立のドラム式洗濯機BDV3600Lの特徴としては、ヒートリサイクルを採用した乾燥方式。衣類の温度を60℃以下に抑えてくれるので靴下などの縮みも抑えやさしくふんわりと仕上げてくれます。
また、風アイロンを採用。衣類のシワを大幅に低減してくれます。
また、ビックドラムといわれる直径61センチのドラムを採用していますので、大きな落差でたたき洗いをし、汚れをしっかりと落とします。
ただし、チャックしていただきたい点が2点ほど。
まずは洗濯時の水量。ドラム式のメリットのひとつが縦型洗濯機に比べ圧倒的に少ない水量で洗濯をしてくれるという点ですが、BDV3600Lでは9kg洗濯時の仕様水量は73Lとやや多め。上位機種では、循環ポンプを使っているので60L前後の水量で済むのですが、BDDV3600Lでは、その方式は採用していない為、10Lほど水量を多く使うことになります。
また、乾燥時の電気代。ヒートリサイクル方式ですので縦型乾燥洗濯機のヒーター式に比べれば、約半分の電気代で乾燥してくれますが、これも上位機種に比べると6kg洗濯乾燥時1090w/hとちょと高め。上位機種では、850w/h前後ですので2割くらい高いですね。(ちなみに1090w/h=約25円ですので、数円程度ですが)
上位機種と比べてしまうとややランニングコストは掛かりますので、1日2回、3回と洗濯する方は、上位機種もチェックしておいた方がいいでしょう。ただし、洗濯の回数が少ない、ご家族がそれほど多くないご家庭であれば、さほど気にされるほどのランニングコストの差ではないので問題ありません。
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