電気屋さんが選ぶ家電ランキング>BoseのイヤホンIE2 audio headphonesってどう?

Bose IE2 オーディオヘッドホンズってどう?


2010年9月に発売された「Bose IE2」。言わずと知れた有名オーディオメーカーのイヤホンです。定価12600円(Boseはネットでもほぼ値引きなし)と通常のイヤホンの10倍もの価格ですが、その実力は?先日、やっとのことで試聴することが出来ました。

まずは、音質ですが、一般的なイヤホンではサイズも小さい為になんだかシャカシャカした音になってしまいがちですが、Boseでは「Triportテクノロジー」という技術により、イヤホンでありながら高級ヘッドホンで聞いているような高音質を実現しております。これは、小さな空気のエネルギーを大きな力に変換させて音質を上げる技術で、聞いていてあきらかな違いを実感することができました。

さすがは、Boseといった印象。低音もただドカンドカンなるだけではなく、距離感や空気感も感じとれる繊細な低音表現ですし、ボーカルの声も伸びやかに聞こえてきます。ギターソロの部分では、言の余韻も他の同価格帯の物のり生々しく感じられました。

また、装着も耳のくぼみに乗せるだけですので、長時間つけていて耳が痛くなるようなこともありません。カナル式というイヤホンが最近の支流ですが、これは耳に押し込むタイプですので数時間使用していると耳が痛くなったり、人ごみで引っ張られて外れてしまう事が良くありましたが、Bose IE2では装着に安定性もあり、違和感のなさは通常のイヤホンと比べものにならぬほどでした。

デザイン性、音質ともに申し分なく、価格よりも高音質を求める方には一押しのイヤホンです。
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 ただし、イヤホンに1万円も出せないという方は、ビクターのHAFXC51が4000円程の価格で1万円前後の商品と比べても遜色ない実力で、おすすめです。「トップマウント構造」といって鼓膜の近くで音が鳴る技術。臨場感があり、雰囲気のある音が楽しめます。

 価格が3000円を切る商品になってきますと、はっきり言って付属のイヤホンとさほど違いはありませんのでデザインで選ぶしかありません。最低でも音質を上げる為には4千円以上のイヤホンは選んだ方が無難です。