品番 COOLPIXS6400
●有効画素数:1602万画素 ●撮像素子:1/2.3型原色CMOS、総画素数1679万画素
●光学ズーム:12倍
●開放F値:f/3.1-6.5
●動画記録方式:MOV(映像:H.264/MPEG-4 AVC、音声:AACステレオ) ●手ブレ補正機能:レンズシフト方式(静止画、動画)
●ISO感度:ISO 125 - 1600、ISO 3200(オート撮影モード時に設定可能)
●液晶モニター:3.5型ワイドTFT液晶(タッチパネル) ●ドット数:約46万ドット
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COOLPIXS6400では、3.5型液晶にタッチパネルを採用。操作性もいい印象です。また、コンパクトボディながらナント12倍までズームが可能!
しかし、気になる点がいくつか・・・。
まず、レンズの明るさを示すF値。12倍のズーム時にはf6.5まで落ちてしまう。
同じニコンのCOOLPIXS9300では、18倍ズームでf5.9だからやっぱり暗い。
レンズが暗いということは、撮影時にフラッシュを発光させるか、ノイズが入るのを覚悟してISO感度を上げなければなりません。
ちなみにCOOLPIXS6400のレンズの表記はf3.1-6.5。ということは、ズームをしていない時は、f3.1(数字が少ない方が明るいレンズ)であり、最大までズームを伸ばすとf6.5までレンズの明るさは落ちますよ、という意味。少しくらいのズームならまったく問題ありませんが最大ズームでのf6.5は室内撮影時だとやはり暗い。
実際、室内撮影にて他の12倍ズームカメラではフラッシュが発光しないような場面でもCOOLPIXS6400ではフラッシュが発光してしまう場面もありましたし、出来上がった写真もやや暗い印象。これらは、ISO感度をやや高めに設定してあげることで改善されましたが、オート撮影ですとちょっと出来上がりに不満を持つ場面も・・・。
次に、今や他社メーカーでは当たり前となった超解像ズームが搭載されていない。
超解像ズームとは、今までのデジタルズームと違い光学の2倍までならキレイにズームできるという優れもの。仮にCOOLPIXS6400に超解像ズームが搭載されていれば24倍までキレイにズームすることが可能でしたが非搭載・・・。
晴天下であれば、12倍ズームは非常に有効ですが曇りの場面や体育館などの室内撮影では、実質8倍ほどのズームが限界のように感じます。だったら、光学8倍ズームでいいので超解像ズームを搭載してもらったほうが良かったのに・・・。
2012.10.06
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