COOLPIXS9500は22倍もの光学ズームを搭載。さらにダイナミックファインズームと併用すれば、なんと44倍もの超望遠にも対応したすぐれたカメラです。
流行のGPS、Wi-Fiにも対応。レンズシフト式の手ブレ補正と同クラスでは最高スペックを誇るカメラとなっています。
ただし、気になる点が2点ほど。
まずは、マクロモード撮影。マクロモードにしてしまえば、レンズ端から1cmまで近づいての撮影が可能なのですが、フルオート時ですと近距離にピントを合わせるのが他の機種に比べ、やや遅いといった印象を持ちました。
次に、望遠時の撮影シーン。店頭での撮影時。望遠を20倍ほどまで伸ばすとフラッシュが光りました。店頭は室内でも比較的明るいはずですので、他の20倍望遠カメラでは、フラッシュが光ることは殆どなかったのですが、COOLPIXS9500でオート撮影を選んだ場合は、フラッシュがほぼ必ず光りました。
ニコンでは、COOLPIXS9400でも望遠を18倍ほどまでにするとやはりフラッシュを使いましたので、フラッシュが光る設定を低めの明るさで設定しているのかもしれません。
見方によっては、ノイズを抑えカメラらしい写真ともいえるのですが、全体的に電球色の色合いの強い写真となる為、この辺は好みでしょうし、撮影状況によっても変わってくると思われますので、この辺りは店頭などで要確認といったところです。
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