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ニコン D3200ってどう?


D3200の2400万画素は必要か?
ニコンの一眼レフカメラD3200スペックは

●有効画素数:2416万画素 ●液晶モニター:3型TFT、92万ドット ●撮像素子:23.2×15.4mmCMOS

と2400万画素という圧倒的な画素数に目が行きます。2400万画素といえば他の上位機種の一眼レフよりも断然上。すんごい、一眼レフが出てきた!

と飛びつくわけでもなく、意外にカメラマニアは冷ややか!?理由は、D3200の2400万画素という高画素にあります。
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@そもそも、それほどの画素数が必要なのか?

 コンパクトカメラであれば、デジタルズームという機能があります。これは、パソコンで写真を拡大していくのと同じ原理なのでズームすればするほど画質は劣化します。よって、元の画素数が高い方が有利。しかし、一眼レフカメラには、そのデジタルズームという機能は基本的に付いていません。一般的に言われているのは、L版(通常の写真サイズ)であれば、200万画素もあれば十分。それ以上、画素があっても違いは分からないと言われているのです。後に、写真をパソコンで編集し、写真の一部分のみ切り出す作業でもすれば別ですが撮影した写真をそのままL版で印刷するようなら2400万もの画質は不要なのではないか?

A画素数が上がった分、夜景などを撮影したときにノイズが増加するのではないか?

 撮像素子(CMOS)といわれる部品のサイズが同じ場合、画素数は増えれば増えるほど、画素1つ1つのサイズは小さくなっていきます。つまりは、1つあたりの画素の光を受ける面積が小さくなるために、高感度撮影といわれる夜景や暗い部屋での撮影ではノイズが増えると言われています。 
  
   
 同じサイズの撮像素子なら画素数が少ない方が1つ1つの面積は大きく、少ない光でも取り込める  面積が小さい為に光の取り込みに関しては不利

では、実際撮影してみた感想はというと・・・。

@そもそも、それほどの画素数が必要なのか?
やはり、1620万画素のニコンD5100と比べてもL版印刷では、その違いは分かりませんでした。それどころか、撮影した写真をパソコンに取り込み、拡大していっても通常のトリミングで使用するであろう倍率では、ほぼ違いは分からない!さらに、大画面42インチのテレビで写真を映し出してみても、違いは分からず・・・。

A画素数が上がった分、夜景などを撮影したときにノイズが増加するのではないか?
A同じくD5100にて数枚撮影。ISOは1600にて撮影してみましたが、う〜ん。違いはない。というかISO1600でもあまりノイズが気にならないので双方優秀!

 (個人的な)
結論!
 やはり、L版印刷では2400万もの画素は不要!また、大画面テレビに映し出す場合や通常のトリミング程度ならD5100の1600万画素との違いは分からない!
 ノイズは今やノイズリダクションの性能が進化したお陰か、一般的に言われているように画素数が上がってもノイズは気にならない!

 また、画素以外に目を向けると液晶が可動式(バリアングル)ではなく、固定式なので、そこもチェックが必要。液晶で被写体を見ながら撮影すると、ファインダー撮影時よりもオートフォーカスが遅い(一眼レフ全般にいえますが)ので基本的にはファインダー撮影をする方が向いている。

2012.06.06

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