パナソニックより発売されたDMCFZ1000。FZシリーズ初の1.0型CMOSセンサーを搭載。従来品が1/2.3型でしたので約4倍の撮像素子の大きさに画質も2.4倍ほどの有効画素数2000万画素へと進化しました。
レンズもレンズ構成、非球面レンズ5枚とEDレンズ4枚を含む11郡15枚。もはや、コンパクトカメラの域を超え、レンズ交換のいらないミラーレスカメラといったところです。
そして、なんといってもDMCFZ1000の特徴は4K動画撮影に対応したというところ。4Kのテレビなんて持ってないしいらない・・・。と、一概にはいえませんよ~。この4K動画は画素数でいうと約800万画素。つまり、800万画素で撮影した写真を超高速で連写撮影して映し出しているのと同じです。
ですから、動画を撮影した後、「この場面だけ切り出して写真としてプリントしよう」といったときに超便利なんです!
運動会や旅行の時、動画撮影用のムービーと写真撮影用のカメラを2台持って撮影するのは大変。だったら、DMCFZ1000でとりあえず、4K動画を撮影してしまえばいいんです。家に帰ってから、このシーン、この瞬間は写真として残しておきたいといったところを静止画として保存することができます。
もう、ムービーとカメラの2台持ちの必要なし!しかも、手ブレにも強いので学芸会や運動会などズームが必要な場所でも大活躍間違いなし!
デメリットをひとつ上げるとするならばタッチパネル操作に非対応という点。ピント合わせや操作などタッチパネルの方が慣れているという方も多いと思いますし、多機能であるがためのダイヤル、ボタンの多さ、またAFC・AFS・MF・M・S・P・Aなどのボタン、ダイヤルを見ても最初は戸惑うばかりでしょう。結果的には、慣れるまではすべてオートで撮影してしまって問題ないのですが、女性の方には使いづらいと感じるかもしれません。
今後の動画はフルHDから4Kの時代へと移り変わっていきます。長くつかうなら4K動画撮影対応のDMCFZ1000は要チェックです。
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