DSCWX70は、タッチパネルを搭載し操作性も抜群です。
タッチパネルには、静電気式と感圧式と2つの種類が現在主流ですが、DSCWX70は感圧式。iPhonなどが採用している静電気式は触る感じで操作ができ、任天堂のDSなどが採用している感圧式は押す感じでの操作ですので使い勝手は静電気式の方がいいと言われてきました。
しかし、今回のDSCWX70は実際操作して見て反応が鈍いといったことはなく非常に使いやすい印象です。逆に写真撮影では、手袋などしながらの操作も想定されますので、そうなってくると感圧式は便利かと思われます。 |
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更に夜景撮影では、ISO感度を12800というコンパクトカメラでは最高感度を実現。通常感度を上げると暗い場面でも撮影できる反面、写真に映り込むノイズも増えてしまうのですが、DSCWX70では画像を重ね合わせる技術にてノイズを低減。また、レンズの明るさはF2.6と明るいレンズの上、センサーも裏面照射型と光の取り込みに有利なセンサーを採用している為、夜景撮影に関してもコンパクトカメラでは最高クラスです。
また、背景ぼかしといった機能もあり、これが非常に便利。構造上、一眼レフでしかなしえなかった、人物を浮き立たせて背景をぼかす、プロのカメラマンが撮影したような写真が簡単に行えます。カシオも同様の機能を搭載したモデルがあり、こちらも同じように背景ぼかしが楽しめますが、パナソニックのDMCFX80に搭載された背景ぼかしは背景をぼかすというより、円状に指定した場所以外をぼかす機能なので、こちらはまったく違うぼかし機能です。
更に、本体側のUSB端子がマイクロUSBを採用。これは、スマートフォンと同じ端子ですのでスマホで利用しているケーブルにて充電ができるのです。旅行先などケーブルを何本も持って行くのは面倒ですのでスマホユーザーには嬉しいところ。
また、ズームも光学5倍ズームながら全画素超解像ズームにて10倍までならキレイに撮影が可能。動画も60コマのフルハイビジョンですし、万人が楽しめそうなカメラとなっております。
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2012.03.10
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