シャープの乾燥洗濯機 ＥＳＴＸ830穴なし洗濯槽が最大の特徴です。洗濯槽に穴がないので、余分な水を使う必要がなく、黒カビが衣類に付くのを防いでくれます。また、通常、洗濯槽の穴に衣類が引っかかりほつれの原因となる場合もありますが、その心配もありません。さらに、乾燥した時に熱が逃げないので効率よく乾燥することができます。
では、実際、穴なし洗濯槽では、どの程度節水なのか？ＥＳＴＸ830で8ｋｇの洗濯をした際の水量は約85Ｌ。日立のＢＷＤ8ＳＶが93Ｌとなっていますのでおおよそ8Ｌ、1回の洗濯で節水となっています。（ちなみにＥＳＴＸ830にて8ｋｇの洗濯時の水道代は20.5円）
電気代は洗濯～乾燥まで（4.5ｋｇ）で1600ｗｈ（35円ほど）。ＢＷＤ8ＳＶが1700ｗｈ（37円ほど）なのでちょっと安いですね。
また、ＥＳＴＸ830では、ハンガーに吊るして乾燥ができるというメリットがあります。これなら、お子さんの体操着上下くらいなら何と15分ほどで乾燥が可能。通常は、乾燥する衣類が多かろうが、少なかろうが、大差ない時間をかけて乾燥してしまいます。しかし、小学生のお子さんなどがいるご家庭では、朝いきなり学校にもっていく体操着やかっぽう着などを出されることも・・・。しかし、15分で乾燥可能ならば、なんとか洗濯から乾燥まで行ってお子さんに持たせることも可能でしょう。
プラズマクラスター搭載なので制服やスーツなど普段洗えない衣類の脱臭も可能です。
また、乾燥タイプでは唯一シャープのみですが、内ブタがないのも衣類の出し入れがしやすく好評となっているポイントのひとつですね。
さらに、フタも透明なので中の洗濯物が洗濯の途中でも確認できるのも嬉しい・・・
唯一弱点といえば、乾燥方式がヒーター乾燥であるため、高温にて衣類を乾燥します。ドラム式の洗濯機では、ヒートポンプといって比較的低温乾燥なのですが、ヒーター式の場合は乾燥時にお部屋の温度と湿度が上がる場合がありますので夏場はちょっと汗をかくかもしれません。
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