シャープ初のヒートポンプ式ドラム式洗濯機ESZ100が遂に発売となりました。
乾燥洗濯機の乾燥方法には大きく分けて3つあります。「ヒーター式」「ヒートポンプ式」「ヒートリサイクル式」です。
ヒーター式は、多くの縦型洗濯機や比較的安価なドラム洗濯機に採用されており、コストが安いので洗濯機本体の価格が抑えられる反面、乾燥時の電気代が高いというデメリットがありました。(6kg乾燥で30円~50円くらい)
その点、今回のシャープESZ100やパナソニック、東芝のドラム式洗濯機に多く搭載されているヒートポンプ式での電気代は14円前後とヒーター式に比べ倍近く電気代が安い!
ちなみに「ヒートリサイクル」は日立のドラム式洗濯機に搭載されている方式で、これも電気代はヒートポンプより数円高い程度でほぼ同様に電気代は安いといえます。
しかし、ESZ100がヒートポンプ式を採用したといえ、それだけではやっと他社に追いついたというレベル。後追いであるシャープは何を他社と変えてきたのか?
それは、洗濯~乾燥の時間でした!
シャープのホームページによれば1日3人家族の洗濯物の量は約2Kg。その2Kgの洗濯物がスピードコースを選択すればなんと65分で洗濯~乾燥まで済んでしまう!(実際は、タオルなどの洗濯物もあるので個人的にはもう少しかかりそうだと感じますが、でも早いことには間違いない!)
では、他社はどれくらいの時間が係るのか?というと・・・。残念ながら2kgの洗濯~乾燥までの公式な時間の発表はありませんが6kgの洗濯~乾燥までは約160分~170分。洗濯物の量が減っても大幅に時間短縮になることはないようです。
ESZ100による、洗濯~乾燥までの時間短縮を可能にしたのは「湿度センサー」。他社でも温度センサーは皆2つ程度付いています。しかし、これは温度を測るだけなので乾燥後の衣類を触ってみるといわゆる過乾燥。ホンワカあったか~くなっています。これは、シャープによると乾燥しすぎ!
ESZ100では、湿度センサーを搭載しているので衣類が乾燥したと同時に乾燥を停止してくれます。ですから、当然省エネです。
6kgの洗濯~乾燥までの時間や電気代は他社と大きな違いはないのですが、湿度センサーにより、洗濯する衣類が減った場合にしっかり省エネ、時短を実現してくれる機種がESZ100なのです。
また、プラズマクラスターにより、水で洗うことのできないぬいぐるみなども除菌、消臭。ドラム内もAg+イオンとプラズマクラスターでカビの抑制をしてくれます。
前面のガラス面「ひまわりガラス」でも衣類を洗ってくれるというのもユニークな発想です。
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