カシオから発売されたEXZR1000。性能は、画素1610万、広角は24mm〜、液晶は3.0型(46万画素)、フルハイビジョンの動画撮影対応で電池寿命は約470枚となっております。
スペックを見てみると電池寿命の470枚は非常にうれしい!旅行に行っても400枚はさすがに撮影することはないので、満タンに充電しておけば電池切れの心配はなさそう。
液晶の画素数が46万画素というのは、この価格帯にしてはやや少ないイメージもありましたが、実際、EXZR1000を見てみるとまったく気にならない。スペックを見るまでは液晶の画素数が46万画素とは感じませんでした。
しかし、問題なのが手ブレ補正の方式。カシオはCMOSセンサー手ブレ補正を採用している為、ズーム時に液晶モニター内に写っている被写体が小さくブレる。手ブレがモロに液晶画面に反映されている感じ。とはいえ、撮影された画は手ブレがしっかり補正されており、とてもキレイなのですが、例えば、小鳥をズームしてドンピシャ中央におさめようというときなどは、手持ち撮影では難しそう・・・。
まぁ、難点を上げれば、それくらいのもので、夜景もHDRや裏面照射CMOSという機能のおかげで見た目に近い写真が撮影できますし、レンズの明るさはさほど明るいわけでもありませんが、HDRのおかげか?ズーム時でもしっかり明るい写真が撮影できました。
そして、エクスリムの最大の特徴である撮影間隔の短さもEXZR1000にしっかり継承されております。撮影間隔はわずか0.26秒!動きの予測しにくいペットやお子さんの撮影でもパシャパシャと連続してシャッターを切れるので一瞬の表情も撮り逃さない!
EXZR1000では、ぼかしを使わない全焦点マクロ撮影やその逆の背景ぼかし、またファンクションリングにより多くの設定変更が可能である為、ハイアマチュアの方にもうってつけでありますし、自分撮りで便利な「動く液晶」やすべてカメラ任せでキレイな写真が撮影できる「プログラムオート」などカメラに慣れていない方でも簡単に美しい写真撮影を楽しむことができます。
2013/12/05
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