EXZR200の特徴は、まずその操作性にあります。撮影間隔が約0.27秒と圧倒的に早い!通常のカメラですと、1枚目を撮影して2枚、3枚と連続してシャッターを押すと操作のスピードに機械が着いてこれずにシャッターが押せなくなってしまいます。しかし、EXZR200はシャッター間隔約0.27秒。その上、進化した画像処理エンジン「EXILIM Engine HS」により、連続撮影が可能になりました。
どのカメラにも搭載されている連写モードですと早すぎて同じような写真が何枚も撮れてしまいますが、EXZR200なら自分のタイミングでシャッターが連続して切れるので動いている被写体をベストなタイミングで撮影するには非常に便利。 |
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また、オートフォーカスも約0.13秒でピントを合わせてくれる為、奥からこちらに向かってくる被写体、ペットなどの撮影でもバッチリピントを合わせることが可能です。
進化したプレミアムオートプロも優れており、今までは、モード変更が必要であったHDRも自動で設定してくれる。HDRとは、夜景などで大きく活躍する技術で見た目に近い写真を撮影してくれる技術。これにより、夜景の撮影も細かな設定なしで見た目に近い撮影が可能となりました。
さらに、他メーカーにも搭載されているシーンセレクト機能。夜景や逆光などカメラが判別してくれ、最適な設定に自動で変更してくれる機能ですが、EXZR200の場合は被写体の位置や距離、光の色、木々のあるなし、人の人数などまでも判別。他のメーカーではそのシーンセレクトの種類を40種類、50種類と発表している中、カシオはシーンセレクトの数をカタログ等に掲載していません。なぜか?疑問に思い、メーカーに問い合わせたところ、シーン選択の組み合わせが多すぎて正式には発表できないとのこと。数万種類は判別するとか?
ズームは光学12.5倍ですが、プレミアムズームにより25倍まではキレイに撮影ができ、広角は24ミリですが、連写合成により、14ミリの広角撮影も可能。
また、一眼レフで撮影したような、背景ぼかしの写真も撮影できるなど、文句の付けようのない仕様となっております。
まぁ、あえて文句をつけるとするならば、ズームが10倍を超えると画面が安定しづらくなり、被写体を任意の位置にもってくるのが難しくなる点かなぁ。この辺はCMOS手ブレ補正のデメリットなので、しっかり握って撮るか、三脚を立てて対処するしかありません。
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2012.05.10 |