ハイレゾ（ハイレゾリューションオーディオ）とは、かつては定義が曖昧であったものを２０１４年３月に一般社団法人電子情報技術産業協会（JEITA)が「ハイレゾオーディオの呼称について）という周知文書を発行して定義を定めた規格のことをいいます。
これによると「ハイレゾオーディオを呼称する場合には、CDスペックを超えるデジタルオーディオであることが望ましい」とされています。
つまりは、CDのフォーマット規定である標本化周波数44.1ｋHz、量子化ビット数16bitを超えるものがハイレゾと呼ぶにふさわしいということ。ちなみに周波数、ビット数いずれかが超えていてもどちらかがCDスペック未満であれば、それはハイレゾには該当しません。
このハイレゾをパソコンのUSB端子からデジタルデータで出力する為には専用のソフトウェアが必要であり、それらは有償、無償でメーカーのホームページからダウンロードすることができます。
また、ハイレゾ対応のデジタルオーディオプレーヤーなども比較的低価格で入手することが可能になってきており、手軽にハイレゾ音源を楽しめるようになってきております。しかしながら、各メーカーによりハイレゾ音源の音声フォーマットが異なり、利用できる周波数、ビット数が機種により異なっているため、各メーカーの仕様をよく確認してから使用する必要があります。
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