HCV620Mは、手に持ってみるとわかりますが、予想以上に軽く、取り回しが良い印象を受けました。
手ブレ補正に関しては、5軸手ブレ補正を採用。歩行しながらの撮影にも対応しており、撮影した映像を大画面で見ても大きな揺れを感じることは少ないといえます。しかし、残念ながら斜め方向への揺れには対応していないので、その点だけが唯一弱点といえるでしょう。
とはいえ、HCV620Mの傾き補正という機能は、非常に便利です。何気なく発生しがちな画面の傾きをしっかり自動で補正してくれます。また、IAズームも運動会などには重宝するでしょう。なんと50倍もの望遠を美しく撮影することが可能です。
夜景撮影に関しても、前回モデルから約1.3倍夜景撮影に強くなり、ノイズも目立ちません。
上位機種のHCV720Mとの違いは、内蔵メモリーの容量のみなので、HCV620Mを購入してSDカードで容量アップさせるか?肇からHCV720Mを購入してしまうか?は価格を比べて要検討といったところです。
|