型落ちモデルのIXY31Sとの違いはタッチでシャッターをが切れるようになった点とボディーカラーのみ!
シャッターボタンの半押しがどうも苦手という方には液晶タッチでシャッターが切れるというのは使い易いでしょう。
また、IXY32Sは液晶画面をタッチしている間はタッチした被写体を追尾しピントを合わせ続けますし、ボタンでの操作でも半押ししたままならその被写体にピントを合わせ続けます。
実は、これがキャノンの凄い所。通常、他のメーカーでは液晶で確認している間は、人物などの顔を感知し被写体を追いかけ続けますが、シャッターを半押しした後に被写体が動いてしまうとピントがズレます。
これは、店頭でも簡単に確認できますので試してください。他メーカーではカタログなどの女優さんの顔にカメラを向けると四角の枠で女優さんの顔にピントを合わせます。その後、カメラを左右に動かしても四角い枠は、被写体を追いかけ続けますが、半押し状態のままでカメラを動かすと四角い枠は被写体を追尾してくれません。半押しした瞬間の位置で枠は止まったままです。
|
|
これでは、被写体が奥から手前に向かってくるような場合、ピントがズレてしまいますが、キャノンのIXY32Sはシャッター半押しでも液晶タッチでも被写体にピントを合わせ続けるのです。
また、裏面照射に加え、F2.0のレンズ。カタログでレンズの明るさを比べれば一目瞭然。F2.0ほど明るいレンズを採用しているカメラなど殆んどありません。(Fの数値は少ないほど明るく優秀なレンズといえます)
これにより、夜景の撮影がキレイになり、ブレも抑えてくれるのです。
さらに、すべての操作がタッチパネルという訳ではなく、撮影した写真を確認する再生はボタンで付いているのも使い易いです。
IXY30,IXY31Sと売れ筋ランキングでは常に上位をキープし続けたIXYの30番シリーズ。価格が2万円を切ってくれば買いでしょう。ただし、それまでは、タッチシャッター以外、同性能なIXY31Sが狙い目です。 |
|