かつてのIXYシリーズといえば、時代の最先端技術を搭載させ3年ほど前からはIXY全モデルで裏面照射CMOSセンサーを搭載していました。
裏面照射CMOSセンサーとは、高感度撮影に強く、夜景などでもキレイに写真を撮影することができる技術です。しかし、そのセンサーを今回モデルではIXY610Fのみに搭載。その他のIXYシリーズでは、CCDという撮像素子へとランクダウンさせてしまっています。
IXY90Fでも、当然CCDを採用。撮像素子がCCDであるため、フルHD動画への対応も難しいようで動画もHD画質まで・・・。レンズは広角28mm、明るさもF3.2とスペックは平凡ですが、キャノンレンズで従来の品と同じで悪くなく、手ブレ補正も強い。
しかし、映像エンジンもDIGIC4とひとつ下のランク。
価格が安いのは魅力ですが、このスペックなら前回モデルのIXY430Fの方がよかった!
晴天下での撮影なら問題ありませんが、室内や夜景の撮影も想定すると、今回のモデルはIXY610Fがキャノンシリーズではおすすめですね。
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