LC52G7は、クアトロンといわれるシャープ独自の4原色技術を採用しております。赤、青、緑の3原色にプラス黄色を加えたことにより、特にゴールドや淡い青などが表現豊かになりました。また、黄色は人の目には明るく見える性質があるために、省電力でも画面が明るく見えるという特徴もあります。
映画では、クラシックモードなど多彩なモードを搭載。古い映画などバックライトをあえてチカチカ点滅させ昔のフィルム映画の雰囲気を楽しむなど、1度見た映画もまた違った感覚で見るのも楽しいものです。
しかし！残念な機能削減も数点。
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| 一般的な液晶テレビ 3原色 |
シャープ クアトロンの4原色イメージ |
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まず、ＵＳＢハードディスクを増設すればシャープのＧシリーズは録画が可能なのですが、なんと地デジ3チューナーを搭載にしているのに、裏番組の2番組同時録画が出来ません。普通は、1つのチューナーが視聴用、後の2つは録画用となり3つチューナーが付いていれば、裏番組は2つ同時間帯に録画できるものなのですが、シャープのＧシリーズは2画面用に2つのチューナーを使用している為に裏番組は1番組のみの録画となっています。利用頻度の低い2画面に2つチューナーを利用してしまうとは・・・。
さらに、ＵＳＢハードディスクへの長時間録画ができません。シャープのＧシリーズよりも下位モデルであるＶ7シリーズやＨ7シリーズ、小型のＫ7シリーズまでもが3倍録画までの長時間録画に対応しているのにＧシリーズは非対応。100％高画質で録画番組を見たいというのであれば別ですがレコーダーなど長時間モード搭載が当たり前であることを考えるとかなりキツイ・・・。
そして、ＤＬＮＡ対応・・・。なのですが、動画非対応。ＤＬＮＡとは、他の部屋で録画した番組を別の部屋で見ることが出来る機能なのですが、Ｇシリーズは音楽、写真のみの対応。ということは、他の部屋のレコーダーやＤＬＮＡ対応のパソコンなどに保存してある音楽や写真ならＧシリーズのテレビで見ることができるということですが、写真や音楽をテレビで見る機会はさほど多いとも思えません。ＤＬＮＡといえば、動画というのが代名詞のようなものなのですが、それが非対応となると・・・。
以上のようにコスト削減の為に、増設ハードディスク、ＤＬＮＡの機能は削減されております。
ただ、これらの機能はすべての人が使用する機能ではない為、録画はブルーレイを買う！ＤＬＮＡは将来も利用する予定はない！という方には単純に画質は問題ありませんし、音質も高音が非常にキレイですので価格で納得できれば、購入の候補の1つに挙げてもいいと思います。
2012.07.05
追記：2012.12.05
現在では、ソフトウェアのアップデートにより以下の機能が利用可能となりました。
●本体のソフトウェアアップデートを実施しますと、以下の機能がお使いいただけます。詳しくは、液晶テレビAQUOSサポートステーション（http://www.sharp.co.jp/support/aquos/）で掲載していきます。
(1) USB外付けハードディスク（別売）への2番組同時録画。
(2) USB外付けハードディスク（別売）への長時間録画。
(3) ホームネットワーク・USBメモリーの動画再生。
(4) Skype™アプリ対応。
*シャープホームページ より抜粋。アップデートすれば上の記事のデメリットはほぼ改善されますので、LC52G7もいいかもですね。 |
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