LC60B5は、価格が安く圧倒的な大画面で人気が高いテレビです。ただし、安いからにはそれなりに理由があります。
まず、画質。アクオスの上位機種では、コントラスト(白と黒との明暗の差)が700万:1や500万:1であるのに対して、LC60B5は、200万:1。比べて見れば、明らかに黒の表現力が弱いのに気が付きます。
そして、チューナーも1つですのでUSB外付けハードディスク対応といっても裏番組を録画することはできません。 |
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と、上位機種と比べてしまったら、やはり見劣りする部分はあるのですが、画質に関して前途したように比べれば分かりますが、LC60B5単体でみれば結構キレイです。特にブルーレイで映画など見たときには大画面はかなりの迫力!
チューナーが1つでUSBハードディスクに裏番組が録画できない点も60インチといえば、通常リビングに置くことが想定されます。リビングで使う場合は、映画鑑賞なども考え、普通はUSBハードではなく、ブルーレイレコーダーを設置するはずですので、チューナー1つでも十分。
また、カタログ上ではスピーカーの性能が上位機種に比べ、劣っているのですが、実際聞いて見ると意外にいける!たしかに音の広がりは弱く、重低音は上位機種の方が響くのですが、LC60B5も「あれ?結構いい感じ」といった印象。
画面の反射も殆ど感じないので大型テレビだと気になる照明や太陽光の光で画面が見づらくなるといったことも少ないでしょう。
映画好きな方には、高価な52インチや46インチより、価格が同程度なら思い切ってLC60B5をおすすめしたいです。60インチじゃ圧迫感が・・・。と思われがちですが、実際、3メートル以上画面から離れることができ、部屋が16畳ほどあれば圧迫感はなく、逆に部屋がリッチになった感じです。
お客さんの家に設置に行くたびに、「これ、いいなぁ」としみじみ感じます。
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2012.03.10
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