シャープの4Kテレビで60インチの人気モデルであるLC60US40。55インチモデルまではU40モデルという1つランクの低いラインナップも用意されていますが、60型はUS40モデルのみ。ただし、U40とUS40では画面の明るさだけを見ても全然US40の方が明るく見え色の艶もよいのでUS40がおすすめです。
音質に関しては、オンキョーというメーカーと共同開発しています。オーディオ好きの方なら必ず知っているオンキョー。サブウーハーも搭載しているので重低音も音楽番組を見るのには十分な迫力です。映画を見るならもうちょっと迫力があってもいいと思いますので大きな音が出せる環境にお住みの方ならホームシアターの購入を検討してみてもいいでしょう。
また、ウルトラHDブルーレイというちょっと聞きなれないかもしれませんが、次世代のブルーレイの入力にも対応しています。現在のブルーレイは2Kなんですね。4Kじゃないんです。今後、4Kの映画なども増えてきた時にウルトラHDブルーレイを購入してもちゃんと4K画質で映し出すことが可能です。
倍速液晶にもなっているので速い動きにも違和感はほとんど感じないレベルです。
弱点としては、エッジ型LED液晶であるという点。LED液晶といえど大きく分けるとエッジ式と直下式というのがあります。エッジ式というのは画面の縁に沿ってLEDを配置しているんですね。対する直下式は画面全体にLEDを配置しているタイプ。直下式の方がLEDをエリアごとに分けて明滅を制御できるので明暗の差を微細に表現できるというのが一般的です。ただし、価格は高くなります。
LC60US40は、コストを最大限に落としてその中で最高な画質を・・・。って感じですかね。
60インチという大画面。音質や画質に関しては最高級というわけではないですが、一般的には十二分に綺麗ですし、10年前のテレビから買い替えなら感動できる画質となっています。もうワンランク上の画質、音質を求めると倍近い価格になってしまいますしね。
リビングでのテレビをご検討であるならぜひとも候補のひとつにあげておきたい1台です。
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