LC60W7は、大画面、低価格を実現したLC60B5の後継モデルです。
コントラスト比(白と黒との明暗の差)は200万:1ですので上位機種(コントラスト比700万:1)と並べて比べてしまえば、色合いなどやはり違いはありますがLC60W7を単体で見ている分にはかなりキレイ。ブルーレイなど再生してみて見ると迫力と画質は圧巻です。
ただし、60インチという大画面であるが故に近づいて見てしまうと輪郭の部分がややボヤけた感じはあります。しかし、これは大画面であれば上位機種にも少なからず言えること。理想の視聴距離である2.2m以上離れて見れば、その輪郭のボケもさほど気になるレベルではありませんのでこの辺は店頭にて確認しておきましょう。
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デザインも上位機種とそれほど変化はないので安いテレビといった印象もなし。別売でUSBハードディスクをつければダブルチューナーですので裏番組の録画にも対応しております。
ただし、LC60W7で気になる点はスピーカー。最近は、ソニーの上位機種などもそうなのですが、なぜかスピーカーが下を向いています。普通は視聴する人に向けスピーカーは正面に向けて付けているものですが、テレビ台に向けて音を発しているのです。
この点については実際聞いてみて私は特に気になりませんでしたが、音がテレビ台にぶつかって反響する感じになりますので人によっては違和感を感じる人もいるようです。
テレビは近年、価格の低落もあり大画面60インチ・70インチのシェアが非常に伸びております。テレビが大画面であればあるほど、臨場感をより感じることができ、まるで自分が画面の中に入ったような印象を得ることができます。
毎日、数時間、10年近く見るテレビですので、リビングのテレビはやはり大画面!特に映画など良く見る方なら60インチは欲しいところです。
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2012.07.01
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