三菱の冷蔵庫MRJX53Xでは、「きれちゃう冷凍」というのがとても好評な機能です。これは、-7℃にて冷凍してくれるので、ここに入れた肉などは解凍せずに切ることができます。半分だけ使いたい時などは、サクッと切って半分だけ使い、半分はまた冷凍室へ・・・。と、とても簡単。また、何よりも解凍時間が短く料理の時短につながるというのが好評の理由ですね。
さらに、野菜室ではモイストルームという残った野菜を入れておく小部屋があります。
こちらは、残った野菜をここに入れておけば、乾燥を防いでくれるという小部屋。また、使いかけの野菜などは早く使い切ってしまいたいところですが忘れがち。そこで一箇所で目立つところにまとめておけるので使い忘れも防いでくれるという、よく考えられた機能です。
そしてあまり知られていない機能としては、冷蔵、冷凍、野菜室など各部屋が単独に区切られているという点。下の写真は、製氷室となりの冷蔵室の写真ですが、MRJX53Xでは、下、左右がしっかり区切られています。
下の写真は他社のもの。下の冷蔵室につながる穴が空いています。
三菱のMRJX53Xでは、部屋別に節電ができるので瞬間冷凍など使わないときはしっかり省エネしてくれるのです。
他にもワンタッチで上下する棚が冷蔵室に設けられていたりと半ドア状態になると勝手にドアを閉めてくれたりと便利な機能が多彩です。
最後に他社に比べ見劣りする点もひとつだけ・・・。除菌、消臭の機能です。シャープではプラズマクラスター。パナソニックではナノイー、東芝ではピコイオンとイオン放出系の除菌、消臭機能がついているのに対して三菱にはこれらの技術は搭載されていません。フィルタータイプの除菌、消臭。これはつまり、浮遊している菌や匂いに対しては有効ですが、庫内や牛乳パックの飲み口などに付着してしまった菌、あるいは匂いに対しては効果が薄れます。除菌、脱臭フィルター自体の交換は不要ですが、長く使う間に効果は薄れてくることも考えられるので、後には脱臭剤などを入れておくようになるでしょう。
とはいえ、節電、使い勝手、価格を見ても非常に優れているMRJX53Xは、人気が高く是非とも冷蔵庫選びの候補として上げておいた欲しい1台です。
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