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真空チルドiの実力とは!

 RB6700では、「真空チルドi」という前モデルから性能UPさせた「真空チルド」機能が目玉です。

 肉や野菜、魚など冷蔵庫内の「真空チルド室」に入れておけば真空状態で食品の酸化を抑え、長持ちさせてくれます。前回のモデルでは、「真空チルド室」に肉や魚を入れた場合は氷温保存。野菜をいれば場合はチルド保存と自分で選んでボタンを押す必要がありました。この辺が購入者にはうまく伝わっていないケースがあり、ほとんど切り替えのボタンを押さずに使用している方が多かったようです。

 今回のモデルRB6700では、「真空チルド室」に野菜が入っているのか?肉や魚が入っているのかを自動で判別。氷温保存、チルド保存の切り替えを自動で行ってくれるようになっております。

 ただし、CO2の量でそれらの判別を行っているために、野菜は家庭用ラップなら問題ないのですが、パックされた(完全密閉)野菜などでは、CO2の量が測れない為に、氷温保存とされてしまいます。また、肉と野菜を同時に入れた場合は、チルド保存となりますので、この辺りは使用していて注意しなければならない点です。

 電気代も冷蔵庫では気になるところですが、RB6700では「フロストリサイクル」という構造。冷却機についた霜を有効利用。従来、冷却機についた霜はわざわざヒーターで溶かして捨てていましたが、「フロストリサイクル」ではコンプレッサーを止め電力をセーブ。霜の冷気を利用し冷蔵庫内を冷やします。これにより、霜の冷気で冷やしている間はコンプレッサーは止まっていますし、霜を溶かすためのヒーターの使用も軽減。この技術により節電はもとより、乾燥しがちな野菜室や冷凍室にも霜の水分を還元する為、食品に潤いを与えてくれるようになりました。

 また、RB6700ではクリスタルドアというデザインです。見た目も美しいのですが、真の凄さは、傷つきにくさにあります。今お使いの冷蔵庫をよくご覧いただくと小さな傷や汚れが付いていることでしょう。冷蔵庫は10年前後使用しますので当然ですが、RB6700のクリスタルドアでは、フライパンで思いっきり殴っても凹みません。多少のフライパンで殴った痕は残りますが、それすら拭いてしまえばキレイに消えてしまいます。

 RB6700は、その美しいデザインで選ばれる方も多いのですが、最も傷つきにくく、省エネもトップクラスですので長くお使いになる冷蔵庫ではおすすめの商品といえます。

 ただし、真空チルド室のパッキンは定期的に交換が必要な点と、冷凍室が3段と一見使いやすそうにも見えますが、大きいものを入れる場合など段が3つのために高さが足りず使いづらいと感じる方も少なからずいるようです。その辺を良く注意し店頭などで実物を確認してから購入するようにしましょう。

2011.11.20
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