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冷蔵庫の選び方


容量は兎に角大きい方がいい?
冷蔵庫選びでまず最初に悩むのはサイズでしょう。大体、4人家族ですと350〜500Lクラスが売れ筋となってきますが、個人的には設置場所と寸法さえ合ってしまえば冷蔵庫は大きいに越したことはないと思います。

というのも、今の冷蔵庫は大きいからといって
電気代が高くなる訳ではありませんし、逆に小型で低価格の冷蔵庫の方が電気代は高かったり・・・。

しかも、冷蔵庫というのは中に入っている食品は冷蔵庫の
6〜7割ほどがベスト。それ以上詰め込んでしまうと電気をムダに消費したり、冷えが悪くなったりします。

スーパーで毎日買い物する方は、やや小型でもOKですが、まとめ買いをする方、これから育ち盛りになるお子さんをお持ちの方なら思い切って500Lクラスもおすすめです。


野菜室をよく使うようなら東芝の冷蔵庫がおすすめ!

東芝は、唯一野菜室が真ん中の冷蔵庫です。取り出しやすいのはもとより、各社カタログに記載されているラップなし保存。これについても東芝がもっとも優秀です。

シャープや三菱、パナソニックでは、食品に直接冷気を当てず、野菜から出る水分を利用しラップなしにて野菜を保存可能としております。しかし、冷蔵庫の中に入っている野菜の量が少量の場合は・・・。その水分が少なくなってしまう。

東芝は湿度100%の冷気を送り込むシステムですので冷蔵庫内に入っている野菜の量に関係なく野菜にうるおいを保つことができます。

日立も同じような方式なのですが、冷気の湿度は東芝ほど高くないようですので野菜室なら東芝の冷蔵庫がおすすめです。

除菌、消臭ならパナソニックかシャープ!
冷蔵庫の除菌消臭については、2つのタイプがあります。パナソニック、シャープ、東芝のようにイオンによる除菌、消臭タイプと日立、三菱によるフィルタータイプがあります。

フィルタータイプでは、空気中に浮遊する菌や臭いを抑える効果は期待できますが、冷蔵庫にこびりついた菌や野菜についている菌は除菌できません。

その点、イオン放出タイプの冷蔵庫であれば、それらにも除菌、消臭の効果が期待できます。

東芝もピコイオンというイオンですが、これは空気清浄機などで知名度の高い、
パナソニック(ナノイー)、シャープ(プラズマクラスター)に軍配が上がるでしょう。


冷凍なら三菱の冷蔵庫!

三菱の冷蔵庫には「切れちゃう冷凍」があります。これは非常に便利で冷凍したひき肉を半分だけ使いたいという時、普通なら解凍し→半分切り→半分は調理、半分は再度冷凍。ということになるのですが、「切れちゃう冷凍」なら解凍せずに半分切ってすぐに料理ができ、のこりはそのまま冷凍してしまえばいいのです。

解凍しないので残した食品も傷みませんし、時間の短縮にもなります。また、頂き物でフルーツなどあまってしまった時もシャーベット上に凍らせるなど使い方は多岐にわたり便利です。
 
その他にも各社、選ぶポイントはいくつもある・・・

●日立・・・「真空チルド」という機能を搭載。真空状態で野菜、魚、肉の鮮度を保つ。また、冷蔵室の棚は他社よりも細かく移動ができ便利。

●パナソニック・・・野菜室、冷凍室が
フルオープンで他社よりも取出しがしやすい。パナソニックが前面に押し出している「エコナビ」は他社でも同じような機能がついており、電気代として大きな違いは実感できそうもない。

●東芝・・・上記で示したように
野菜室のラップなし保存は◎ ピコイオンの効果がナノイーやプラズマクラスターと比べいかほどなのかは定かでないが、除菌、消臭の効果があるのは間違いないので個人的には一押し!

●シャープ・・・
パネル冷却といって魚屋さんの氷で冷やす・・・をイメージし冷気を当てずにパネルを冷やして冷蔵庫内を冷やすので食品の傷みも少なく、冷蔵庫内の冷気のムラも少ない。プラズマクラスターはいわずと知れた除菌、消臭の代名詞?

●三菱・・・
「切れちゃう冷凍」の他にもタイプにより同じ容量で他社より寸法が小さい商品も出ている。設置場所のサイズが合わずに大型をあきらめている方なら三菱がおすすめ。

いうようにメーカーによりメリット、デリットがあります。上記を参考に「あっ、この機能便利!と感じた機能があれば、ぜひ冷蔵庫選びの候補に入れていただき参考としてください。


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