RM5700Dは、斬新なデザインの「クリスタルミラードア」を採用。数ある冷蔵庫の中でも、その外観の美しさは群を抜いており、このデザインに惚れこんで購入を決意する人も多いことでしょう。
前回モデルとの違いは、真空チルドルームに「フレッシュカセット」がつきました。これは、ワサビなどに含まれる辛味成分を放出させてたんぱく質の劣化を防ぎ、魚の旨味を長持ちさせてくれます。ちなみに、真空チルドルームとは、冷蔵庫内にあるチルドルームを低気圧状態にし、野菜なら+1℃、肉、魚なら-1℃へと自動で温度調整をしてくれるので食品が長持ちする日立独自のチルドルームです。
さらに、冷蔵室に上部ファンを搭載し、開閉の際に上がった温度をすばやく冷やすことが出来るようになりました。ただし、この上部ファンを効率よく動かす為に最上段の左右で高さ調整ができる棚は今回不採用となっております。
また、冷蔵室の棚が上2段がプラスティックからガラスに変更となりました。
RM5700Dの弱点をあげるとするならば「クリスタルミラードア」でしょう。美しいデザインである反面、ガラスなので指紋が目立ってしまうので、現在お使いの冷蔵庫よりも頻繁にドア面の掃除は必要となるでしょう。また、磁石もつかないのでメモなどペタペタ張るというのも磁石では出来ませんし、セロテープでは後が残りますね。
あとは、冷蔵室の棚が左右で高さの調整を変えることができますが、縦に板が入っているので横長のものを入れるには下段は不向きです。
他社と比較すれば、除菌、脱臭効果がパナソニックの「ナノイー」、シャープの「プラスズマクラスタ-」、東芝の「ピコイオン」に比べると方式が変わってきます。3社は放出型ですので、牛乳パックや食品についた菌も除菌してくれるのに対して、日立や三菱はフィルター式ですので空気中に浮いている菌にしか主に対応はしません。
と、無理やり弱点を書いてみましたが、基本的には冷蔵室、冷凍室の使いやすさは他社よりも個人的には使いやすいと感じますし、野菜室も東芝、シャープ同様に潤い鮮度を保つこともできます。
デザインは好みによりますが、冷蔵庫はキッチンで最も面積のとる家電製品。コレくらい派手だと存在感もあり、キッチンがゴージャスに変身しそうですね。
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