*上の写真は信頼できるサンディスクさんのものに説明書きを加えました。
SDカードを購入する際、メモリーの容量だけを見て購入している方も多いのではないでしょうか?しかし、同じ容量、同じメーカーでも価格が違うものも・・・。これって何が違うのでしょうか?
SDカードのパッケージや表面のラベルにはいろいろな情報が載っています。まずは、容量ですね。これは、デジカメの画素数によって撮影できる枚数は変わってきますが1600万画素のカメラの場合、8GBで1000枚、16GBで2000枚程度の撮影が可能です。動画の場合は、フルHDで8GBの場合20分程度、16GBで40分程度です。
次に最高転送速度。これは、デジカメでの連写やパソコンへの転送速度の影響してきます。一眼レフなどで連写を多様する方は、この数値をチェックしましょう。
最低転送速度はクラスで表記されることがあります。これは、動画撮影をする方に重要なチェック項目となります。仮にクラス6なら最低でも1秒間に6MBのデータを送ることができますよってことです。ハイビジョンの動画撮影ではクラス4以上、フルハイビジョンならクラス6以上は欲しいところです。
また、一眼レフや4Kビデオカメラをお持ちの方ならUHSという表記にも注意を払いましょう。
UHS-ⅠやUHS-Ⅱといった規格があり、それに対応したカメラであれば、そのカメラの最大パフォーマンスでのデータ転送が可能になります。また、U1、U2といった表記はUHSでの最低書き込み速度を示したもの。U1なら1秒間に10MB、U2なら1秒間に20MBの最低書き込み速度を保障するといった意味です。
また、最近ではSeeQBaultに対応したSDカードも発売されています。これまでは、SDカードで地上デジタルの放送などをSDカードに保存した場合、録画した機器以外での視聴はできませんでした。裏技?としてハイビジョンから標準画質に落とせば、他の機器での再生も可能でしたが、それがSeeQBaultに対応したSDカードならスマホやタブレットなど録画した機器以外でもハイビジョンの高画質で視聴することが可能になったのです。
「SDカードっていっぱい種類あるけど、わざわざ店員さん呼んで聞くのも面倒だし、安いのでいいや」って選んでませんでしたか?逆に高価な物を選んでもカメラが対応していなければ意味がありませんし、安いものでは、カメラの性能が十分に発揮できない場合もあります。
できるならば、カメラを店頭に持ち込み、よく店員さんと相談して購入しましょう。
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