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洗濯機の選び方


洗濯機の容量はどのくらいの物を選べばいいのか?
人の洗濯物の量は一般的に1.5kgと言われています。4人家族なら6kgという事です。ただし、タオルやシーツも洗うことを考えると4人家族で7〜8kgの物がおすすめです。

ドラム式洗濯機を選ぶべきか?縦型洗濯機を選ぶべきか?
ドラム式と縦型洗濯機では洗浄力は縦型洗濯機の方が上と言われてきました。それは、各々の洗い方の特徴によるためです。

ドラム式は、洗濯槽が斜めに傾いている為に水量が少なく、洗剤濃度が高いので皮脂汚れにむいていますが、泥汚れや固形汚れは衣類同士を擦り合わせて洗う縦型洗濯機に分があると言われ続けてきました。

しかし、それも今や過去のお話。最近のドラム式洗濯機ではドラムを小刻みに動かし、もみ洗いの効果も加えている機種が増えいているので
洗浄力に今や違いはありません

洗浄力に違いがないのであれば、節水である事・衣類に痛みにくい事・乾燥時や脱水時に衣類が絡みにくい事などを考えドラム式洗濯機を選んだ方がメリットは多いといえます。


乾燥機能はいらない?
「乾燥機など殆んど使ったことが無いのでいらない」という方が多くいます。その理由でもっとも多いのが電気代が掛かるという理由からですが、これは大きな誤解!聞くと1回の乾燥に50円〜100円掛かると勘違いされている方が多いのですが、現在の乾燥付き洗濯機(パナソニックNA-VX8200)での6kgを洗濯〜乾燥までの電気代は、650whですので大体15円くらいです。

15円かければ、今まで
洗濯→干す→とりこむ→たたむ の作業が洗濯の後、いきなりたたむ作業に移る事が出来るようになるのです。しかも、天気など気にする必要もなく、梅雨時など家中吊るされた洗濯物で埋め尽くされるようなこともなくなります。

コインランドリーのイメージが強い為か乾燥にはお金が掛かるイメージがありますが、今やそんな事はありませんのでぜひ乾燥付洗濯機をご検討ください。

私のおすすめの機種は?
私のおすすめ機種は、本命は日立。ビックドラムで汚れ落ちはバッチリですし、乾燥時の縮みも少ない。電気代はパナソニック、東芝に比べやや高いのですが許容範囲内でしょう。

次が実はアクアがおすすめ。水道代は他社並ですが、お風呂水をフィルターのみならずオゾンで除菌してくれるので最終すすぎまで風呂水でまったく問題ない。その風呂水を利用すればカタログ上よりも確実水道代は安くなる。しかも、オゾンは除菌、消臭、汚れ落ちにもかなり効果的なので汚れ落ちも問題なし。電気代が圧倒的に高いのが最大の難点なのですが、これも本体価格が安いので計算すると(他社より1回の乾燥までの電気代が30円高いとして、乾燥までを年間100回使うとし10年洗濯機を使用するとすると)30×100×10=30000円なので他社より3万円以上安ければ十分、洗濯機選びの候補に上げるべきです。


そして、泥汚れに強いのはパナソニック。「パワフルコース」という機能で90分間、途中排水してしっかり洗ってくれます。他社では「しっかりコース」のようなものを選択しても洗いは60分ほど。しかも途中排水はないので汚れた水で洗い続けます。お子さんが部活などでおもいっきり汚してくるようならパナソニックがいいでしょう。

おすすめ洗濯機
日立 BD-V9500 パナソニック NA-VX8200


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洗濯10kg/乾燥6kg
サイズ 幅735×高さ1060×奥行き620mm
乾燥方式/ヒートリサイクル方式
洗濯、洗濯乾燥/32分、165分
標準洗濯水量66L
洗濯〜乾燥電気代/840wh 19円
洗濯9kg/乾燥6kg
サイズ 639×1021×716mm
乾燥方式/ヒートポンプ方式

洗濯、洗濯乾燥/30分、160分
標準洗濯水量72L

洗濯〜乾燥電気代/650wh 15円
 アクア AQWDJ6000  東芝 TW-Z8500
 

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洗濯9kg/乾燥6kg
サイズ 幅639×高さ1122×奥行き698mm
乾燥方式/水冷除湿方式
洗濯、洗濯乾燥/39分、170分
標準洗濯水量68L
洗濯〜乾燥電気代/1850wh 42円
洗濯9kg/乾燥6kg
サイズ 幅655×高さ1040×奥行き714mm
乾燥方式/ヒートポンプ方式
洗濯、洗濯乾燥/29分、165分
標準洗濯水量59L
洗濯〜乾燥電気代/620wh 14円