シャープの冷蔵庫SJGF50Yは、幅68.5センチ高さ182センチ奥行き69.9センチと他社に比べ奥行きの設置スペースがやや小さいのでキッチンの背面などに冷蔵庫を設置するようならば多少スペースが確保できるでしょう。
また、野菜室ではロック構造で野菜を密閉空間に閉じ込めてくれる為、野菜の鮮度保持は東芝、日立同様にバッチリです。東芝、日立ではコンプレッサーに付いた霜を溶かしたときにでる水を空気中に含ませ野菜室に送り出すのですが、シャープのSJGF50Yでも同様の効果を得ることができます。
さらにシャープの十八番「プラズマクラスター」を搭載。パナソニックのナノイーも同様ですが、除菌消臭はピカイチです。三菱、日立ではフィルター式である為、空気中に浮いている菌などには対応できますが、食品や冷蔵庫の内部に付着してしまった菌には効果が薄くなります。その点でも他社に比べ一歩リードといえますね。
ただし、弱点をひとつ挙げるとすれば野菜室の収納スペース。野菜室の容量は90L。カタログでは見落としがちですが(食品収納スペース目安)という実際どれくらい入ると思われるのかを記した数字では58Lですので野菜を多く使うご家庭ではちょっと狭く感じる可能性もあります。
しかし、それさえ問題なければ、省エネ性も非常に高く節電情報を音声で伝えてくれる機能や地震の際に冷蔵庫のドアをロックしてれる機能など便利な機能も兼ね揃えているのでおすすめの1台といえます。
|