国内唯一のフィルターを使わない掃除機、三菱「風神」ＴＣＺＸＡ20Ｐその実力は？
国内版のダイソンと言ったところです。ＴＣＺＸＡ20Ｐは、風の遠心力のみでゴミを三段階に分けて分離させるフィルターレス方式のダストボックスを採用。その為、目詰まりせず、吸引力が続き、排気がキレイです。 |
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サイクロン方式には２つのタイプがあります。ダイソンや三菱の「風神」のようにフィルターを使わないタイプとパナソニック、東芝、日立、シャープのようにフィルター付きタイプ。
フィルタータイプのデメリットはフィルターに塵が溜まると吸引力が落ちるという点。フィルターの目を細かくすればどうしても目詰まりが進み、吸引力が早く低下してしまいます。かといって、目を荒くすれば、細かい塵などを排気と一緒に外に出してしまう事になります。そこで考え出されたのが、フィルターレスタイプ。空気の渦でゴミと空気を分離してしまおうという発想です。
これならば、ゴミと空気の通る道を別にして吸引力を落とさずに済むと言う考えです。よって、吸引力も落ちずに排気もキレイです。
ただし、フィルターレスタイプにも弱点があります。それは、音がうるさいという点。日本では、このデメリットが非常にネックとなっております。
また、フィルターを採用しているメーカーにおいても自動でフィルターを掃除してくれる機能などを付け、吸引力の低下は一昔前とは比べ物にならないほど改善されております。
ペットの毛がらみ機能やダストボックス丸洗いができるなど便利な機能も搭載されているのですが、フローリングの拭き掃除機能など他社よりすこし劣るような気がしました。また、フィルターレスですが、一気に大量の綿ゴミを吸わせるとメッシュ部分に目詰まりしてしまいました。（一般家庭ではまず、そんなに一気に綿ゴミを吸わせることはないでしょうが・・・）
価格、音の大きさや本体の重量など考え、トータルの使い易さを考えるとトップページで紹介しているシャープの「ＥＣＰＸ120」がやはり個人的には一押しですね。
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